協力の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、協力の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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協力とは? そもそもどんな意味か?
まずは協力とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
目的に向かって心を合わせ、努力すること。
—
何らかの明確な目標を達成するために責任を共有し、同意を示すこと。
—
物事を成功させるために力を合わせること。
意味を全て見る
- 二人以上の他人同士が同じ作業をすること。
- 困っている相手に対して手を貸すこと。
- 達成に向かってともにに助け合うこと。
- 誰かと共通のなにかを成し遂げるために力を合わせて努力するという意味です。
例文
つづいて、協力を用いた例文を紹介します。
協力して取り組まないと、地球温暖化を止めることはできないのだ。
このプロジェクトの成功には、チームのメンバー全員の協力が必要です。
例文を全て見る
- クラスのみんなで協力して、運動会の入場門を創り上げることができた。
- これからの家事育児は、女性だけでなく男性も協力して行うべきだ。
- 仕事が忙しく、業務時間内に終わりそうにない同僚の仕事に協力した。
- この困難な目的を達成するためには、互いの協力関係が何よりも不可欠だ。
- お互いに協力し合うことで、より高みを目指して素晴らしい結果を得られるだろう。
- 先日の会議の件で部長にご協力いただき、スムーズに事を運ぶことができました。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
目上の方や立場が上の人に「協力する」を使っては失礼な印象なので「ご協力」や「ご尽力」などを用いるよう注意すること。
—
どちらかが一方的に助かる場合には使わない。
—
同じ目標に向かっている場合にしか使えない。
注意点を全て見る
- 「協力」は相手によっては押し付けられていると思う方もいるので、相手の気持ちを配慮して使用しなければならないと私は思います。
- 「協力」と「世話」は少し内容が違ってくるので、注意する必要があると思います。
- 好んで使われる表現ゆえ、具体性を伴わないまま使うと陳腐化する言葉でもある。
- 名詞で動きを表しているので「する」を付けて動詞としてあらわすこともある。「力」で締めている単語で、「~化」といった追加の言葉による変化もしないので付ける単語に気を付ける。
- 「協力」は、小学校時代から大切なことだとさんざん言われてきた言葉なので、会社などで「みんなで協力しよう」などと言うと少し幼稚な印象を受ける。「ご協力に感謝いたします」などというような、感謝を伝える表現であれば、ビジネスの場で用いても全く違和感はない。
ビジネスで使える丁寧な協力の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

連携
まずは、連携です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「連携」というと、それぞれの部署や役割を担う人たちが一つの目標に向けて力を合わせていくというニュアンスがあるように感じる。「協力」よりさらに結びつきが深く、ひとつのユニットとして機能するイメージ。身近な人を相手に力を合わせて物事を引き継ぎ、流れるように進めるときに使われることがあります。
提携
2つ目は、提携です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
単に気持ちの面で同じ方向を向いているというだけでなく、互いの益のために手を組むのだというビジネスライクな意味合いが強まる。
団結
3つ目は、団結です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会社など複数の人が多く集まっている一つの団体が、なにか一つのことに対して皆で取り組むときに使うのがおすすめ。
支援
4つ目は、支援です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「協力」だとお互いフラットな位置関係だと思いますが、「支援」は援護射撃のような位置関係に変わると思います。
協働
5つ目は、協働です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「協力」も「協働」も似たような意味をもつ言葉だが、「協力」のほうがあいまいで拙い印象のため、「協働」のほうがビジネス上では無難。
タイアップ
6つ目は、タイアップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
協力よりオフィシャル的なニュアンスがあります。公での発言や会議・商談等、まさにビジネスの場面でおすすめです。
力添え
7つ目は、力添えです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取引先や公共の場で目上の人に物事を手伝っていただくときに、堅い敬語表現として使われることが良くあります。
協調
8つ目は、協調です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「協力」は能力を合わせて取り組む意味合いがあり「協調」は気持ちや意見を同じ方向に合わせること。同じ方向にともに向けて進めていくという表現の際に用いる。
協力のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

二人三脚
つづいて、二人三脚です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも一つの目標に向かって力を合わせて頑張る、という意味合いだが「二人三脚」は2人でなにかをする際に使用する。
助ける
つづいて、助けるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「協力」はしっかりとした連携を表し、「助ける」はその場の状況に応じて、一時的に助っ人すること。
手伝い
つづいて、手伝いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
協力よりも軽いニュアンスでお願いしたいときに使える表現です。
コンビプレー
つづいて、コンビプレーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
2人で連携して行うという意味合いが強くなる。
共同
つづいて、共同です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
結婚式のウェディングケーキを、新郎新婦が一緒に一つのナイフを取り合ってカッティングする場面のように、二人で手を取り合って行う作業に用いる。
フォロー
つづいて、フォローです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「フォロー」だと「どちらかがどちらかを助ける」というニュアンスが強くなるので「互いに力を合わせる」という対等な関係ではなくなる。「あなたの失敗は私がフォローします」というように用いるが、お互いに助け合うのであれば「互いにフォローし合おう」という表現になる。
タッグ
つづいて、タッグです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
目的ありきで手を組むという「協力」と比べて、互いの絆や相性の良さにまで言及し、だからこそ共にあるというニュアンスを付加できる。3人以上には使いにくいのが難点。
コラボ
つづいて、コラボです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
共同作業をするという意味になる。別の人や団体などと一緒に作業をするときにおすすめ。
協力の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- cooperate
- cooperation
- アドバイス
- コーオペレート
- コラボ
- サポート
- スクラム
- チームワーク
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が協力の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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