モチーフの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、モチーフの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
モチーフとは? そもそもどんな意味か?
まずはモチーフとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
絵画などで創作する動機となったもの。
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その芸術表現をする動機である着想。
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作品の動機となった着想、転じてテーマなどを意味します
意味を全て見る
- 創作物の動機となる思想や着想。音楽の場合には主題となるフレーズ。
- 発想のきっかけとなりテーマや題材としてとりあげるもの
- 芸術作品(絵画、文学、音楽など)の中心的思想、主題。
- あるものや事象をわかりやすいように、図や絵で表したもの。
例文
つづいて、モチーフを用いた例文を紹介します。
この作品のモチーフとなった作家や作品などがあれば、教えていただけますか。
北海道の流氷をモチーフにして、豆腐を牛乳で煮込むアイディアが浮かんだの。
例文を全て見る
- 今回は季節の移り変わりをモチーフにしてみました。四季の変化があまりにも急激なため、本来の季節の持ち味を打ち出しました。
- この作者の作品のモチーフは、いつも斬新で飽きさせることがなく、とても大好きだ。
- わが社の今期の新商品のモチーフは、自然に溶け込む・優しいがテーマです。
- 彼の絵のモチーフは人物であることが多いので、いつもモデルを探している。
- 一連のシリーズは、乙女の涙をモチーフに創作されたもので、不動の人気を誇っています。
- 今日の文学の講義では、ある文学作品のモチーフについて、学生同士で意見を出し合った。
- 花をモチーフにしたブローチです。動物をモチーフにして絵を描く。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
編み物でいくつかを繋ぎ合わせて作る時の、その一片のこと。
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何かの例え的なものである。目上の人にはあまり使わない
—
誤用してしまう場合もあるので注意が必要です
注意点を全て見る
- 美術の世界やビジネスシーン、学術的な意味合いまで幅広く用いられる言葉である。
- 日常よりは、芸術、アイディアとしての認識です。
- モチーフは、題材ではありません。
- 芸術、音楽関係のことに主に使われる。それ以外のことにはあまり使われない。この料理のモチーフというような言い方は間違いでは無いが少し違和感がある。
- 芸術方面など独自性が求められる表現活動において使われることが多い言葉のようです。
- 芸術批評の分野の用語に慣れている人以外と話す時には、モチーフの意味を説明した方がいいかもしれません。
- わかりやすいように絵・図などであらわした作品。または、あることをイメージしながら作られた芸術作品。小説/音楽/絵画など
ビジネスで使える丁寧なモチーフの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
動機
まずは、動機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意思を決める時の直接の原因をさす。物事を始めようと決めた理由を説明する時に用いる。
アイデア
2つ目は、アイデアです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
新規事業を立ち上げる際にその大元になる考え。そのものが市場の需要から外れていたりすると事業が失敗する可能性があるので、ビジネスでの大切な要素になるものという位置づけである。
オマージュ
3つ目は、オマージュです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
尊敬して手本とすることで似たような作風になってしまった作品のことを表します。日本のアニメ業界においてもオマージュが頻繁に行われています。パクリや盗作と異なる点は、元となった作品に対するエスペクトが存在するところです。つまりオマージュとは他の作品のモチーフをうまく活用して自分の作品に取り入れられた作品のことだとも言い換えられます
コンセプト
4つ目は、コンセプトです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
モチーフもコンセプトも、題材となるようなアイデアの元の意味でつかわれる。ただし、モチーフは芸術のような作品に対して使われる。コンセプトは、その題材についてどのような思い・手段を表している。
テーマ
5つ目は、テーマです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
テーマの方が何にでも使えるのでビジネスでも使いやすい。この商品のテーマはというような抽象的な言い方でも一応通じる。
トピック
6つ目は、トピックです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
トピックはある一定のもの、はっきりしたものを表したニュアンスがある。絞られたようなニュアンスがある。
パロディ
7つ目は、パロディです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元となった作品が誰のものであるかわかるような状態で別の作品に取り入れることを指します。最もわかりやすいパロディの例としては「替え歌」などが挙げられます。オマージュとは異なり、元となった作品に対するリスペクトを感じさせるというニュアンスは含まれていませんが、パロディには「笑いをとる」というニュアンスが含まれています。つまり、元ネタに対するリスペクトを含む表現方法を「オマージュ」、元ネタおもしろおかしく加工し笑いに昇華させる表現方法を「パロディ」といいます。
主題
8つ目は、主題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
カタカナ語ではないので元のワードより意味がわかりやすく、なおかつ1語で言い表しているので、簡潔に言いたい時にもおすすめです。
題材
9つ目は、題材です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉を分かりやすく言い換えたものです。こちらの方が伝達するには適切な言い換えになっており、話の流れを止めたくない場合に使える言葉です
着想を得る
10個目は着想を得るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
全くのゼロから生み出されたわけではなく、こんなところからアイデアを頂きましたよ、という使い方が控えめで良い。
モチーフのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
題材
まずは、題材です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
研究などの主なテーマになるものという意味になる。作品のメインのテーマを説明する時に使う。
イメージ
つづいて、イメージです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
コンセプトは、その物・事象に対しての題材だが、強い思いが含まれている。イメージは、その物・事象に対しての想像した題材。
オマージュ
つづいて、オマージュです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「オマージュ」は尊敬して手本にすることで似たような作風になってしまった作品のことを表し、手本にした作品に対して敬意が存在する。
テーマ
つづいて、テーマです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
この作品のテーマは○○です。この作品のモチーフは○○です。モチーフという言葉自体を使うことが少ない。
トピック
つづいて、トピックです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
話題になる事柄や出来事などをさす。その時の話題などを説明するような時に使う。
パクリ元
つづいて、パクリ元です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぶっちゃけてしまった言い方で、アイデアの出処や着想の元ネタを、身内の気安さであからさまに言ってしまうような使い方です。
パロディ
つづいて、パロディです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元となった作品のが誰のものであるかわかるような状態で別の作品に取り入れることで、元の作品に対するリスペクトは感じさせるものはないが「笑いをとる」というニュアンスが含まれている。
モチィーフ
つづいて、モチィーフです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
手芸でよく使う言葉です。毛糸の模様や編み方をモチィーフと言ってしまいます。友人に教えるときにもそのモチィーフは、という風に使います。
火種
つづいて、火種です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉より過激さが増して、もはや言葉の鋭さしか目立たなくなっています。そのため、荒々しい場面や芝居がかったセリフとして有効です。
発端
つづいて、発端です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ことの始まりを表すに言葉で、作品など製作物の動機の部分に生々しく迫った場合に適切な言い回しです。荒っぽく聞こえるので雑味のある場面で有効です。
モチーフの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- コンセプト
- トピック
- イメージ
- インスパイア
- サブジェクト
- ポイント
- テーマ
- subject
- motif
- theme
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がモチーフの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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