長丁場の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、長丁場の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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長丁場とは? そもそもどんな意味か?
まずは長丁場とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
スタートから終わるまでの工程が非常に長い事を意味している言葉です。
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一つの事柄が一段落するまでに長くかかることで、長い道のり、仕事や物事に時間がかかるという意味です。
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一つの物事が決着つかず、長引くこと。
意味を全て見る
- 始まりから終わりまでが長時間であることを示します。
- 長期間に渡るさまを指します。
例文
つづいて、長丁場を用いた例文を紹介します。
『大変難しい交渉のため、おそらく長丁場になるかと思います』と説明があった。
東京駅発の寝台特急出雲は、駅に到着するまでかなりの長丁場となるため、趣味の本をたくさん持って出掛けた。
例文を全て見る
- 午後の会議が予想以上の長丁場になり、疲労が溜まってしまった。
- 長丁場になることも予想されるのだ、ここで無理をしても仕方がない。
- これから、1カ月という長丁場を乗り切るためには、スタミナをつけておく必要がある。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「長丁場」は通常、時間がかかるイベントやプロジェクトを指すため、時間に関係のない文脈で使うと違和感を生む可能性があります。例えば、「この食事は長丁場でした」という文脈では、違和感が生じます。
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やや古めかしい響きがあり、フランクな会話には不向きです。
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基本的に、長くなったことを喜ぶようなニュアンスではない。
注意点を全て見る
ビジネスで使える丁寧な長丁場の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
長時間
まずは、長時間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらは単純に、一つの物事が完結するまでに長い時間がかかっているという事実を伝えるというニュアンスが含まれます。「長丁場」と基本的には同じ意味合いで用いることがあります。
長期的
2つ目は、長期的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より合理的で畏まったニュアンスを持つ言い方です。感情的なニュアンスを感じさせないため、フォーマルな文書に適しています。
長期戦
3つ目は、長期戦です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「長期戦」は長期的な戦略や競争的な状況に関連し、計画的な取り組みを強調するのに対し、「長丁場」は特定の出来事やプロジェクトが時間を要することを強調します。
長期間
4つ目は、長期間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「長期間」は単に時間の長さを示しています。「長丁場」は通常、予想外の時間的要因や予想外の労力を示すことがあります。
延々
5つ目は、延々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
終わりがみえない状況や長々としたことを表します。あまり良いニュアンスでは用いられない言葉のため、使い方には注意したいです。
長期
6つ目は、長期です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
・長い期間のことを意味する。・数カ月、数年など、何かと比べて長い期間、同じことを継続したりする時に使う。
長丁場のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
長道中
まずは、長道中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだまだ終わりそうにないなという時に、友達にフランクに使えるのがこちらの方だと思います。先が見えずダラダラと続く長い道中を、走っているかのようなニュアンスを込めて使うことが多いです。
長期戦
カジュアルの2つ目は、長期戦です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長期にわたる戦争や勝負事、物事の解決をつけるまでの時間というニュアンスの違いがある。「囲碁仲間の彼とは、勝敗がつくまで長い時間をかけて戦う」という時におすすめです。
長ったらしい
つづいて、長ったらしい です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「長ったらしい」は、カジュアルに長々とした話を聞いている時に苦痛だという意味で批判的なニュアンスを込めて使います。
長く続く
4つ目は、長く続くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時間や物が長いというニュアンスの違いがあるので、軽い風邪に罹り直ぐに治ると思っていたが、長く続く咳に悩まされたという時におすすめです。
長きにわたる
5つ目は、長きにわたるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
・長期間続くことや、長い間、連続する様子などを意味する。・団体の会長を10年間、務めてくれていた人の努力をたたえる時などに使う。
長いスパン
6つ目は、長いスパンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
・あることとあることを行う時間の間隔が長いことや、ある物事にかかっている時間が長いことを意味する。・長い橋の工事には、とても長い期間がかかるという時。
長い
7つ目は、長いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より平易で噛み砕いたニュアンスを持つ言い方です。短く端的に言い表せるため、テンポよく会話を進めやすいです。
息の長い
8つ目は、息の長いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よりやわらかで親しみやすいニュアンスを帯びた言い方であり、日常的なやり取りにナチュラルに馴染みやすいです。
長丁場の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- Long time field
- long stretch
- ロングディスタンス
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が長丁場の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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