なんだかんだの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、なんだかんだの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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なんだかんだとは? そもそもどんな意味か?
まずはなんだかんだとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
あれやこれや、という意味です。
—
あれこれ。いろいろなこと、という意味。
—
いろいろと頭で考えたりすること
意味を全て見る
- なにかしら問題や騒動があったことを示す。
- 色々とあったけど、紆余曲折あったけど
- 騒動やひと悶着に関するあれこれ。
- 物事に対して、いろいろなことをいうこと
- 様々な問題を経て現在に至ることを表します
例文
つづいて、なんだかんだを用いた例文を紹介します。
家にいると、なんだかんだすることがあって、結構忙しくしています。
普段は素っ気無いけど、なんだかんだで私のことを心配してくれる彼の存在は大きいです。
例文を全て見る
- なんだかんだとありましたが、結局すべてが丸くおさまったので、胸を撫で下ろしました。
- それから先、なんだかんだあって、結局のところ2人は和解した。
- なんだかんだ言っても結局やるなら、最初から気持ちよくやりなさいよ。
- なんだかんだ言っても、結局自分が決めなければ納得しないのです。
- 文化祭の劇、なんだかんだあったけど、結局成功してよかったよね。
- なんだかんだ言っても、あの二人は最後にはいつの間にか仲直りしている。
- なんだかんだありましたが、終わりよければすべて良しとしましょう
- 彼女は商品について、なんだかんだ苦情を言っていたが支払いに応じた。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
口語的な表現であり、フォーマルな文書には不向きです。
—
ビジネスや公共の場で使うのは砕け過ぎてていて、相応しくないと思う。
—
「騒動や悶着」「色々な事柄」などを指すことができますが、曖昧にぼかした表現なので、相手の求めに応じて具体的内容を補足する必要があることが注意点です。
注意点を全て見る
- 詳細についてはわからない表現である。
- 意味は「いろいろなこと」ですが、ネガティブなニュアンスがあるため、本ワードを用いると文句を言っている印象になります。
- かしこまった表現ではないので、ビジネス会話では使いにくい。
- 過去のことを示すときは基本逆説とともに用いる。ひと悶着あったことを示す言葉のため大体の場合結論がかわるから。
- 発言を指す場合と、言葉ではない物事を指す場合がある。
- 様々な出来事を表す言葉の言い換えが望ましいです
- 「なんだかんだ」というのはやや批判的な印象や強い語気があるので、親しい中だけで使う方が好ましい。
ビジネスで使える丁寧ななんだかんだの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
様々
まずは、様々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よりかっちりとした堅苦しいニュアンスを感じさせる表現です。フォーマルな文書で使うのにも適しています。
あれこれ
2つ目は、あれこれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より畏まったニュアンスを帯びた表現です。ビジネスシーンのみならず、カジュアルな会話でも使われることがあります。
あれやこれや
3つ目は、あれやこれやです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードと比べて、なんとなくではあるものの、自分自身が忙しく働いていたというようなニュアンスを付加しやすい。
さまざまな
4つ目は、さまざまなです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードには否定的なニュアンスがあるため、「さまざまなご意見」という表現をすれば、角を立てないで済みます。
ひと騒動
5つ目は、ひと騒動です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
騒ぎがあったことを意味する言い回しです。問題が発生したものの現在は落ち着きを取り戻した状態に相応しい言い換え言葉です
もろもろ
6つ目は、もろもろです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あれこれ、なんだがんだと同じような時に使われる言葉。なかでもなんだかんだはビジネスではあまり使わない。
苦渋の末
7つ目は、苦渋の末です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなりの苦痛を伴ったという意味が加わる考えたときに苦痛も感じたという犠牲感が出せるので、同情を誘うときに使える
試行錯誤
8つ目は、試行錯誤です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
思慮深さが感じられる、難しい印象を与える。難しく考えたこと、一生懸命になった意志を伝えたいときに使える。
色々
9つ目は、色々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードもこのワードも、たいがい曖昧で詳細は不明だが、少なくともまだフォーマルな場面にも通用しやすい。
紆余曲折
10個目は紆余曲折です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
複雑な事情に伴なってすんなりとした経過ではなかったことを表します。苦心したことを表す場面に適しています
なんだかんだのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
すったもんだ
まずは、すったもんだです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よりユニークなニュアンスを感じさせる言い方です。感情を込めて話をしたい時に使うと、会話が弾みやすいです。
あーだこーだ
カジュアルの2つ目は、あーだこーだです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
さらに砕けた表現になる、それについての興味のなさが表現できる。目で見たときに与える印象が強いので、文章でのやり取りで使える。
あれこれ
つづいて、あれこれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
さらに短く簡単な言い方。軽く流したいとき、それがさす内容を相手にあまり目的を探らせたくないときに使える。
ガヤガヤ
4つ目は、ガヤガヤです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いろんなことを言っている状態を擬音で表した言葉。ビジネスではあまり使わない。カジュアルな言葉である。
しのごの
5つ目は、しのごのです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりも古い表現ですが、大人世代には十分に通じ、文字数が少ないために、より威勢良く伝えることができるはずです。
とか言っても
6つ目は、とか言ってもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会話でも文面でも気軽に使うことができます。大体は少し皮肉が含まれているイメージ。「とか言っても、結局やるんだね」のように使います。
とにかく
7つ目は、とにかくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは6文字で長いので、4文字に省略して強調した形です。話し言葉よりは、メール等の文章で表現したい時に使います。
なんやかんや
8つ目は、なんやかんやです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「だ」を「や」に言い換えただけの表現ではあるが、より適当でやさぐれたような雰囲気が生まれ、感情が乗せやすい。
ぶっちゃけ
9つ目は、ぶっちゃけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードをさらに軽く大げさにした表現です。例えば、疲れたというマイナスな事を話す時でも、「ぶっちゃけ疲れたよね」と茶化して言う事で、笑い飛ばす事ができておすすめです。
なんだかんだの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- サムシング
- トラブル
- クレーム
- All in all
- even though
- After all
- somehow
- this or that
- anyway
- In the end
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がなんだかんだの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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