何度もの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「何度も」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「何度も」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「何度も」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
回数を重ねること。物事が複数回おこること
—
ある程度の回数にわたって同じ事を繰り返す事。
—
たびたびの、繰り返されるという意味
意味を全て見る
- 繰り返されることや度々あることを表します
- 繰り返し行う様子のこと
例文
つづいて、「何度も」を用いた例文を紹介します。
彼の家を何度も訪問したが、いつ来ても留守なので手紙を入れておくことにした
このたびは、丁寧に何度もご説明いただき誠にありがとうございます。
例文を全て見る
- 新入社員は営業先で同じ失敗を繰り返して何度も行なっている様子です。
- 何度も繰り返し申し訳ありません。何度も迷惑をかけ申し訳ありません。
- 何度も何度も、やることを繰り返して言葉にして間違いがないようお願いした。
- 何度も言いますが、スイカは野菜です。メロンやいちごも同じです。
- 待ち合わせのことで彼女は会う約束を忘れないようにと、何度も繰り返して言った。
- 買い出しへ行こうと家を出たが、家のドアの鍵を閉めたかどうか不安に感じ、確認のために何度も家に戻ってしまう。
- 何度も聞いて申し訳ありませんが、来週の予定を教えていただけますか。
- 同じことばかり何度も繰り返されると、さすがに私も嫌気がさしてくる。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ネガティブな印象を与えることがあるので、状況によって使い分けが必要
—
複数回に渡り同じことを繰り返すことに使う。
—
物事の初めと終わりがハッキリと分からないときに用いる。
注意点を全て見る
- 以前言ったことを再度言うようなときに使う
- 人の感じ方で言い換えも変化します
- たびたびではない・繰り返されない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 目上の方に向けてのメールで使うと、どこか丁寧でなく、違和感を感じます。
- 回数や繰り返しの意味を持つ言葉なので、後ろにくる動詞などの言葉の選択に気を付ける。
- 何回かという明確な数は関係ない。
ビジネスで使える丁寧な「何度も」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
幾度も
まずは、幾度もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多く繰り返して行われるさまという意味で用いられ、何度も、何回もという意味で使うことができるおすすめの語。
頻繁に
2つ目は、頻繁にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
しきりに行われている物事を表す言葉です。あくまでそこに感情はなく、事務的に無機質にただただ“頻度の高さ”だけを言い表している点において、その後に続く言葉で論点が定められます
度々
3つ目は、度々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じことが何度も繰り返される様子を言い表した言葉。主に、相手に対して何度も同じことを繰り返してしまったということに対して申し訳ないという気持ちや、感謝の気持を伝える場面で使用され、繰り返される頻度について具体的な定義はない。
重ね重ね
4つ目は、重ね重ねです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何度も」より丁寧な印象を与える。よくお世話になっている相手にお礼を言うときなど「重ね重ねお礼を申し上げます」などと使う
何回も
5つ目は、何回もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じ事を繰り返し行うことを意味する。苦手なことを克服するために同じ練習を繰り返す時などに使う。
何遍も
6つ目は、何遍もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不明・不定の回数繰り返されるという意味合いの語で、特に何度なのか数えてもいないしわからない場合におすすめ。
重ねて
7つ目は、重ねてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何度も」は繰り返した事項全体に重点を置くのに対し、「重ねて」は2つの事柄について述べる時に使われます。「~は申し訳ありません。また、~の件に関しましても、重ねてお詫び申し上げます。」と使えます。
再再
8つ目は、再再です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「再再申し上げたとおり」などといった、ある動作が繰り返し行われるさま。たびたび、何度も、再三、などの表現に使用することがおすすめです。
小まめに
9つ目は、小まめにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に回数と頻度が多い行動を行うことを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われることがあります。
往往
10個目は往往です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「こういうことは往往にしてあるものだ」などといった、物事がしばしばあるさまなどの表現に使用することがおすすめです。
「何度も」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
度々
まずは、度々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある行い・事柄が繰り返して何度も行われていること、何度も繰り返し行われるさまという意味合いの語でおすすめ。
繰り返し
カジュアルの2つ目は、繰り返しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
タイミングをずらして相手に伝えるときにも使うが、ほぼ同じタイミングで、言葉を重ねて伝えることで強調したいときにも使う。
ちょくちょく
つづいて、ちょくちょくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何度も」は最近多く起こったこと、「ちょくちょく」は以前から時間をおいて起こっていることといったニュアンスの違いがあります。これから先も起こり得ることであれば、「ちょくちょく」を使った方が良いかもしれません。
しばしば
4つ目は、しばしばです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある程度の期間をおいて、同じ行動や状態が何度も繰り返される様子を表現した言葉。度々と同じように頻度にこれといった定義はない。毎回ではなく「時として」というような頻度で繰り返されることに対して使用する。
何べんも
5つ目は、何べんもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何度も」より感情がこもる印象。特に注意したり不満を伝えるときに使う「なんべんも言ってるのに気をつけない」
たくさん
6つ目は、たくさんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「たくさん」は日常会話で様々な場面で使われるため、「何度も」より軽い印象があります。相手が何度もなにかしてくれた際に「たくさんありがとう」といった使い方ができます。
毎度
7つ目は、毎度です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じようなシチュエーションの時に、毎回同じようなお願いをするようなときに使う。繰り返すという意味では同じだが、何かをする行為の前に何度も繰り返すというよりは「何かの行為をする前に、毎回同じようなことを言う」ような感じで使う。
幾度となく
8つ目は、幾度となくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どのくらいの回数、何度、いくたびという意味のある言葉。何度もという意味の表現になります。彼を説得するための話し合いが幾度となく繰り返されていた。
事あるごとに
9つ目は、事あるごとにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、何かあるたびにその行動の回数と頻度が多く行われていることを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われます。
しげしげ
10個目は、しげしげです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「その店へしげしげ足を運ぶ」などといった、物事が、たび重なるさま。たびたび。何度も。などの表現に使用することがおすすめです。
「何度も」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- リピート
- エンドレスループ
- repeated
- many times
- all too often
- anytime
- repeatedly
- again and again
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「何度も」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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