なんとなくの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、なんとなくの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
なんとなくとは? そもそもどんな意味か?
まずはなんとなくとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
あまり意味はなく、あまりよく考えていない
—
これといった理由があるわけではないが、雰囲気的に、確信はないけれど、そんな気がする ぼんやりとした印象のこと
—
どうしてだかわからないが。
例文
つづいて、なんとなくを用いた例文を紹介します。
天気がわるいからか、なんとなく調子があがらないよね。なんかいいことない?
確かになんとなくではあるけれど、嫌な予感はしている。しかし、根拠は分からない
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
ビジネスにおいてはあまり使うことのない言葉です
—
なんとなくは抽象的なことなので、具体的なものには使わない。
—
ある状態を明確な感覚でとらえるにはまだ至っていない状態なので、「急に」のような、はっきりした感覚を表わす言葉とは結びつきにくいので使用する際に注意。
ビジネスで使える丁寧ななんとなくの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
根拠はないが
まずは、根拠はないがです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ちゃんとした論理がある訳でも技術的な傾向がある訳ではないが、技術者の今までの勘から気になるところをいいたい時に使う。
それとなく
2つ目は、それとなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
もとのワードだと、ビジネスの場において「何も考えていない、何も意図していない=どうでもいい」と受け取られがちだが、「それとなく」だと少しだけ意図を伝えられる。
どことなく
3つ目は、どことなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「なんとなく」は友人との会話の際によく使ったり、聞いたりします。「どことなく」は上司などビジネスシーンで使うことがおすすめです。
はからずも
4つ目は、はからずもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「予想していなかったが」、「そうなるとは思っていなかったが」、というニュアンスのある「はからずも」。ビジネスシーンなど公の場で。
何となしに
5つ目は、何となしにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何となくは、「理由はとくに無いが」「いつもと違うような感じ」である事で、何となしには前者と同じ意味ですが使用する頻度は低いように感じます。
何気なく
6つ目は、何気なくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「なんとなく」は何も考えていない印象ですが、「何気なく」だとやや情緒的な表現なので感性に訴えるところが多少あります。
何故か
7つ目は、何故かです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「どうしたわけか」「ハッキリとした理由はありませんが」「うまく説明することはできませんが」の意で前置きして、自分の考えを述べるときに使えます。
偶発的
8つ目は、偶発的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
たまたまという意味が強くなる。思いがけずに起きてしまったことに対して使う。
図らずも
9つ目は、図らずもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉より多少かしこまった言い回しになり「あくまでもこちらが意図した物事とは異なる」という点を表現したい場合に適しています
漠然と
10個目は漠然とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
漢語なのでビジネスの場面の硬い表現に合う。たとえば、会議での発言で「なんとなくアイデアは浮かんでいます」というより「漠然とした形ですがアイデアがあります」という使い方が可能。
なんとなくのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
なぜか
まずは、なぜかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分でもよく理由がわからないこと。なぜそのような言動をするのかわからない時に用いる。
なにげに
つづいて、なにげにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なにげなくを、さらに砕けた言い方に言い換えました。親しい間柄であれば伝わる表現です。
なんか
つづいて、なんかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
完全な話しことばで、マイナスなイメージに用いられやすい。理由はとくにないけど「なんかあの人、感じ悪い」のような使い方。
なんだか
つづいて、なんだかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友人や同僚と会話する際にはフランクに会話することが多いので、そういった際に使うことをおすすめ致します。
ふと
つづいて、ふとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なんとなくは日常的に使用することばですのであまり意識したことはないのですが、「ふと思ったんだけど」が近いと感じます。
意味はないけど
つづいて、意味はないけどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なんとなく、に飽きたときにつかう。なんとなく、のほうがもっとずっと自然で、カジュアルに使う。ただ、多用するとよくないので他の言葉も入れた方がいい。
何かしら
つづいて、何かしらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何となくは、特段の理由などない事で、何かしらは、決まっていないが何かの物がと言う意味。
大体
つづいて、大体です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なんとなくよりも短く、正確な感じではないのは伝わるワードだと思います。なんとなく10cmより大体10cmの方が信憑性も高いような気がします。
別に
つづいて、別にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードとほぼ同じ意味かと思いますが、意味がない様子を表しています。おすすめな場面についてですが、たとえば相手と目が合って話しかけた時に、何も言いたいことがないような場合「べつに」と言うことがあるかと思います。
流れで
つづいて、流れでです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長いものに巻かれてしまった結果を言い当てた言葉です。俯瞰的な言い方であわよくば責任のがれをしたい場面に用います
なんとなくの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- ノーリーズン
- フィーリング
- ジャストアイデア
- just because
- Kind of
- roughly
- somehow
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がなんとなくの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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