名指しの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、名指しの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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名指しとは? そもそもどんな意味か?
まずは名指しとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
特定の人、対象の人物を指摘すること
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ある人の名前を挙げてその人を指名することです。指名したその人に対して、行動や言動を行うことが多いです。
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名ざすこと。 特に名前をあげてそれと指定すること。
意味を全て見る
- 名前をあげて指定すること。
- 匿名ではなく特定の人物を具体的に示す
- 特定の人を指名するという意味です。
- 対象となる者を名前で呼びだしたり、示すことです
例文
つづいて、名指しを用いた例文を紹介します。
彼は私がプロジェクトで失敗したことを、名指しで非難して、指摘してきた。
記者会見後も、「A社は児童虐待を行った人物を、まだ会社ぐるみでかばっている」と、名指しで非難する人も少なくありません。
例文を全て見る
- 過去に起きたトラブルでは彼を名指しで非難するところまではいかなかった。
- 先生は名指しで人を批判するようなことは絶対にしない人だった。
- いつもは温和な先生だったが、いたずらの犯人が分かると名指しでその生徒を批判した。
- クレーマーは私のことを名指しで非難し始めたため、とてもいやな気持になった。
- あまり人を名指しで批判するようなことはマナー違反だと思います。
- ある日の朝会で、Aさんは部長に名指して呼び出され怒られていた。
- 大学の講義で、教授は私を名指しで、「君の考えたこの公式は誤りがある」と指摘した。
- 大勢の前で名指しで注意をするのは、好ましい行為ではありません。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
名指しは特定の個人を明確に指摘する表現ですが、嫌がらせをするために人を追跡したりすることは違和感あります。
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名指し=個人攻撃のようにネガティブなイメージを与えるのは違和感を覚えます。名指し自体にはネガティブなイメージはありません。
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名前をあげて特定していないのであれば使いません。
注意点を全て見る
- ネガティブな意味で使うことが多いためポジティブに使うと違和感がある。
- 「非難する」といった悪い意味の言葉と一緒に使われることが多いため、使用する際は注意する。
- 少なくとも目上の方には用いない表現です。
- マイナスなイメージを受ける場合がある為、特にビジネスシーンでは使いにくい。
- 指名と名指しに関しては言葉は似ているように見えるものの、意味は結構違いがあります。指名は人物の選定をして、それを伝えることです。名指しは名前を公開するという意味なので、両者は言葉としては全く別物と言えます。
- ネガティブな文脈で使われることも多いため、別の言い換え表現も知っておいた方が便利です。
ビジネスで使える丁寧な名指しの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
実名を挙げる
まずは、実名を挙げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
仮名や匿名ではないことを表します。扱う物事が生々しいことを表し、事実に迫ることを目的とした場面に適しています。
指名
2つ目は、指名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
名をあげて人を指定すること。名ざしという意味合いで、名前などをあげることで特定するという点で同じようなシーンで使えます。名指しのようにネガティブなニュアンスはありません。
指定
3つ目は、指定です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人・時・所・事物などを特にそれとさして決めることという意味合いで、名前などをあげることで特定するという点で同じようなシーンで使えます。
ご指名
4つ目は、ご指名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役回りを申し付ける場面や仰せつかるような場合に適した言い換え言葉です。丁寧ではありますが含みのある言い回しに聞こえるため使い方には気を付けたいです
任命する
5つ目は、任命するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役目や地位に就くように命令することを「任命する」と表現する。「名指し」も同じような意味があるが、「任命する」のほうが直接的な表現。
直接
6つ目は、直接です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
名指しは大勢の中から選ぶ、という意味合いが強いが、直接は誰かを介さずに、という意味合いが強い。本人とは別に采配する人がいる場合に使いやすい。
推薦
7つ目は、推薦です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードと似ているのは事実ですが、優れていると認め、しかるべき地位に推挙するなど、ポジティブな意味の強い言葉です。使い方によっては元のワードとは明らかに異なることもあるため、注意が必要となります。
名指しのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
指名
まずは、指名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
名指しは特定の対象を言葉で指摘する時に使われることが多いですが、指名は特定の対象に役割や責任を与える事を指したい時におすすめです。
実名を公表する
カジュアルの2つ目は、実名を公表するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
名指しは、名前をあげて指定することで、実名を公表するは、再犯などを防止するためマスコミが本名を公表するニュアンスになる。
名前を挙げた
つづいて、名前を挙げた です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「名前を挙げた」は、具体的に個人の名前を挙げてという意味です。「名指し」とほぼ同じ意味で使われます。
個人名を上げて
4つ目は、個人名を上げてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「個人名を上げて 」とは、「名指し」をそのま分かりやすく表した言葉で、個人の名前を直接わかるようにあげて何かを言ったという意味です。
指摘
5つ目は、指摘です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ミスやそういう状態を持つ人・組織・団体などを暴いて指摘するという意味合いで、名前などをあげることで特定するという点で同じようなシーンで使えます。
当てる
6つ目は、当てるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
学校の先生や仕事の目上の人物から特定の人物を指し示すときに使われるため、使用する場面が限定的ではある。
個人名を言う
7つ目は、個人名を言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
名指しは、名前をあげて指定するニュアンスがある。個人名を言うは、個人の名前を出すというニュアンスになる。
挙げる
8つ目は、挙げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
列挙するという意味合いをもち、名指しに比べて、より複数の人や事柄を指すニュアンスとして使われるワードです。
メンション
9つ目は、メンションです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
チャットアプリなどでよく使われる。1人を指すというよりもそのメッセージが誰宛なのかを示す為、複数人の名をあげることができる。
身バレ
10個目は、身バレです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
身元が明らかになってしまうことを表します。名前や住まいなどの個人情報が表沙汰になってしまうことを表す俗語として活用できます。
名指しの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- バイネーム
- リコメンド
- メンション
- ネーミング
- コール
- naming
- name
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が名指しの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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