二面性の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「二面性」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「二面性」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「二面性」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
見た目には分からない性質があること。
—
正反対の特徴や性質を持っていること。
—
表と裏のように相反するものを内包している様
意味を全て見る
- 表面上は分からない性質や特徴があること
- 2つの相反する性格を持っていること
- いつも接している態度とは異なる態度を持つこと
- 2つの顔があるということ。
- 方向性が全く違う一面を持ち合わせていること。
- 裏表のような互いに異質な側面をどちらも内包しているさま。
例文
つづいて、「二面性」を用いた例文を紹介します。
一見まじめそうに見える人に限って、変わった趣味を持っているような二面性がある。
二面性がある人は自分のいないところで平気で悪口を言っているようで信用できない。
例文を全て見る
- 浮気をしている友達の彼女は、彼氏に見せる顔と僕に見せる顔の二面性がある。
- 彼女には二面性があり、表では善人ぶっているが、実際は残忍な性格の持ち主だ。
- 最近知ったのだけど、あの人は二面性があるので、あまり関わらない方がいいと思う。
- Aさんは普段は優しいけど、怒ったときは手につけられないくらい怖いよね。一緒に仕事をして二面性があることを知ったよ。
- あの人には前向きなところと後ろ向きなところの二面性があるが、仕事には前者であってほしい。
- 彼はプライベートではとても優しいけれど、仕事ではとても厳しいという二面性を持ち合わせている。
- この作品は、受取り方によって二面性のある、とても興味深いものだった。
- 私は子どもの頃からよく二面性があると言われてきたが、自覚はない。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
正反対の特徴が隠れているものに対して用いる。
—
矛盾する要素のある性格に対して使う。
—
裏と表の2つを持つことに対して使うが、3つ以上の性質には使わない。
注意点を全て見る
- 人に対して使うことが多いが、悪い印象を与えることが多いので使うときには注意が必要である。
- 二重人格のように、同一人物の中に異なった複数の人格があるときに使う用語ではないため注意が必要です。
- 二面性という言葉どおり、違う面があるという場面でないと使えないため、クッキーとビスケットなど近しいものの場合は使えないです。
- 裏表があることを表す名詞なので、文章の流れを読み前後にかかる言葉の選択に気を付ける。
- 人や人の性格以外に、事物に対しても使うことができる。
ビジネスで使える丁寧な「二面性」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
裏表
まずは、裏表です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
表面に現れている事柄と、裏に隠されている事情という意味で用いられ、見せかけと実際とが一致しないことに使うのがおすすめの語。
表と裏
2つ目は、表と裏です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「物事には表と裏がある」といった使い方をする。人に対して使うよりも物に使うことが多い。使い方次第では良くも悪くもなることを指す言葉である。
裏のある
3つ目は、裏のあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも表裏が存在する時に使えますが、言い換え後は表側の対局にある裏側をより強調した表現の仕方です。
表裏一体
4つ目は、表裏一体です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも表裏が存在するときに使えますが、言い換え後はそれが切り離せないものになっていることをより強調した表現の仕方です。
別の顔を持つ
5つ目は、別の顔を持つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いつも見せている性格とは違う別の性格をもっていることという意味で用いられ、人に対して使うのがおすすめの語。
利点・欠点
6つ目は、利点・欠点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
二面性が二重人格と勘違いされやすく、あまり良い印象ではないと感じる。説明する相手がご高齢の方などにはわかりやすいと思う。
本音と建前
7つ目は、本音と建前です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「二面性」は感情、物、性格など幅広く使えるが、本音と建前は気持ちの面に特化しており、かつ面を限定しているのが特徴。
二重人格
8つ目は、二重人格です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「二重人格」は人に対してのみ使われるが、「二面性」は物に対しても使われるのでそこが違う。あまり良い表現ではないので使うときには注意が必要である。
光と影
9つ目は、光と影です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、物事の良い部分と悪い部分があることを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われることがあります。
メリット・デメリット
10個目はメリット・デメリットです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
二面性という言葉が少し後ろ向きな感じを受ける。説明する話の中で良い点を押したいときに使えると思う。
「二面性」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
裏のある
まずは、裏のあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
表向きの態度とは異なる心中を持つことという意味で用いられ、容易には知りがたいさまに対して使うのがおすすめの語。
本音と建前
カジュアルの2つ目は、本音と建前です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも表裏が存在する時に使えますが、言い換え後は本当の意見と本音が異なることをより強調した表現の仕方です。
腹黒い
つづいて、腹黒いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味は表向きの態度とは異なる心中を持つことで、表向きの態度と比較するとマイナスな印象を与える性格を持つ場合に使います。
別の顔をもつ
4つ目は、別の顔をもつです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事や人物において別の側面があることを意味する。会社で見る様子とプライベートの様子が違う人などに対して使う。
表の顔・裏の顔
5つ目は、表の顔・裏の顔です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人に焦点をあてて使える言葉だと思う。話の中で、本気の内容としても取れるし、冗談としても利用できると思う。
二重人格
6つ目は、二重人格です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
別の面を見せるという意味合いで使うことには変わりないが、別人のようだと人そのものが変わったようだというときに使うとおすすめです。
陰日なた
7つ目は、陰日なたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
日の当たらないところと日の当たるところ、人の見ているところと見ていないところとで態度や行動が変わることという意味合いの語でおすすめ。
ポジティブ・ネガティブ
8つ目は、ポジティブ・ネガティブです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言葉を2種類に分けることで、2つの違うことが何なのかわかりやすい。説明したいことが人などの時に使えると思う。
猫かぶり
9つ目は、猫かぶりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、対象が公共の場においての態度がプライベートとは異なり、別人のような態度をとっていることをわかりやすく説明する言葉として使われます。
ぶりっこ
10個目は、ぶりっこです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
表面は綺麗で可愛くとても素敵な人に見えるのに、本当はそうではなかったときに使われる。とくに女性に使うことが多い。
「二面性」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ギャップ
- トゥーフェイス
- ダブルフェイス
- two-faced
- duality
- two side
- split personality
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「二面性」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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