オブラートに包むの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、オブラートに包むの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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オブラートに包むとは? そもそもどんな意味か?
まずはオブラートに包むとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
直接的な表現をさけ、歪曲して表現する事。相手に配慮した言い方をする事。
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ものごとを直接、あからさまに言ったりせず、相手を気遣って、間接的に言うこと。
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やんわりと伝えるという意味です。
意味を全て見る
- 何かに対して遠回しな言い方をすること。
- 相手を刺激しないよう婉曲にする。 遠回しな言い方をする。
- 直接的な表現を使わずぼかして言うこと。
- 露骨な表現を避けることを表します
例文
つづいて、オブラートに包むを用いた例文を紹介します。
彼が出してくれた案なんだけど、残念ながら使えそうにない。オブラートに包んだ言い方で伝えてくれないか。
直接言わずにオブラートに包むような言い方をしたほうが、相手を必要以上に刺激しないだろう。
例文を全て見る
- 急いで間違っていることをオブラートに包んでAさんに教えてあげなければならない
- 接遇においては、物事をオブラートに包む方法を取り入れることも大事です。
- 近頃の若者は叱られるのに慣れていないから、言動を注意するとき、少しオブラートに包むようにするとよい。
- はっきりと注意すると、傷ついてしまうかもしれないので、伝える時はオブラートに包む。
- ズバズバ言うのも良いですが、もう少しオブラートに包むような表現も必要です
- 彼に本当のことを伝えるには酷すぎて、オブラートに包むことで話した。
- 相手を傷つけないように注意をするときは、オブラートに包むことが大切だ。
- 相手に不快な思いをさせないために、言葉をオブラートに包むことも大切です。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
基本的に会話で使う言葉なので、文書などにはあまり使わないと思います。相手に対して「オブラートに包んだ言い方をすると〇〇」のように、直接言うと意味がなくなります。
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この言葉自体が遠回しになっていますので、非常に回りくどくなります。
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オブラート以外のものに包むと違和感があるのでちゃんと使うこと
注意点を全て見る
- 比喩的表現であり、まわりくどいという印象を受ける人もいるため、シーンや文脈を適切に選んで使うことが大事です。
- オブラートに包んでも、人の受け取り方によって感じ方は異なる。客観的に判断する必要がある。
- 気遣いや配慮を表す言葉の言い換えが望ましいです
- たとえである。オブラートを包む相手には言わない。
- オブラートに包むの加減は人それぞれなのでそんなに包まれていないこともある。
ビジネスで使える丁寧なオブラートに包むの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
ほのめかす
まずは、ほのめかすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
オブラートに包むよりも、もっと優しくさりげなく相手に言いにくいことを伝えなければならない状況の時に使う
やんわりと伝える
2つ目は、やんわりと伝えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
はっきり伝えるのではなく、ぼやかしてやさしめに伝える時におすすめ。相手をかなり気にしているニュアンス。
遠まわしに言う
3つ目は、遠まわしに言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりも、相手のことを思ってというよりも、自分が言いづらくてそのように言う、というニュアンスが少し含まれる。相手が敏くて、遠回しに言っても理解してくれる場合に使うと効果的な表現である。
間接的
4つ目は、間接的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より合理的で畏まったニュアンスを持つ表現です。感情的なニュアンスを感じさせないため、ビジネス上のやり取りで重宝します。
言葉を選ぶ
6つ目は、言葉を選ぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスはほとんど同じ。最近はオブラートを見かけないので、若い方に説明する際は言葉を選ぶの方が伝わりやすい。
言葉を濁す
7つ目は、言葉を濁すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に対して言いにくいことを言う時は、言葉を濁すがいい。暗い内容を話す時に使うのがおすすめです。
湾曲的に言う
8つ目は、湾曲的に言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
オブラートに包むは例えであり、より具体的に分かりやすくビジネスの場で指示する時は「湾曲的に言う」を使う方がおすすめ。
婉曲的
9つ目は、婉曲的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より客観的でスマートなニュアンスを帯びた表現です。「オブラートに包む」のような比喩表現ではなく、直截的に意味を伝えられるため、テンポよくやり取りが進みやすいです。
オブラートに包むのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ぼかして言う
まずは、ぼかして言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ハッキリさせないで伝えることや、そのものズバリな言い方をしない場面に用いられる言い換えです。気遣いや遠慮を表します
ほのめかす
カジュアルの2つ目は、ほのめかすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より平易でやわらかなニュアンスを帯びた言い方です。響きがやさしく、日常的なやり取りにしっくり馴染みます。
マイルドに伝える
つづいて、マイルドに伝えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなり緩いニュアンス。相手に穏やかに伝える時におすすめ。マイルドという言葉がとても柔らかいイメージ。そもそもが優しい人が伝えている時の言葉のチョイス。
もって回って言う
4つ目は、もって回って言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
オブラートに包むは、柔らかい表現を使うニュアンスで、もって回って言うは、結論をなかなか言わないニュアンスがある。
やさしめに言う
5つ目は、やさしめに言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなりカジュアルなニュアンス。相手を傷つけたくない思いが強い時におすすめ。相手の気持ちになって考えている。
遠回しに言う
6つ目は、遠回しに言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
オブラートに包むは優しい言い方をする感じです。遠回しに言うは優しいというよりわかりにくい言い方をする感じです。
奥歯にものが挟まったような
7つ目は、奥歯にものが挟まったようなです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスの異なる言い換えとして活用できます。本来、言うべきことを言いあぐねるような様子を表す時に用いられる表現です
含みを持たす
8つ目は、含みを持たすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
直接には言い表されてなくても、実は表現の中に秘められた意味合いを持っていることです。話している言葉だけではわからなくても、その中にはもっと深い意味がある感じです。
言葉を選ぶ
9つ目は、言葉を選ぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
オブラートに包みなさいというよりも、言葉を選びなさいの方が、より具体的な指示でわかりやすい。親しい人に注意するときにおすすめ。
言葉を濁す
10個目は、言葉を濁すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
都合の悪いことなどを、はっきり言わないでに曖昧に言うことです。まずいと思うことを、うやむやにして話す感じです。
オブラートに包むの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- デリケート
- ソフト
- マイルディー
- シュガーコート
- マイルド
- to imply
- indirectly
- euphemistic
- sugarcoat
- beat around the bush
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がオブラートに包むの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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