落ち度の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、落ち度の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
落ち度とは? そもそもどんな意味か?
まずは落ち度とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
自分が悪いことをしたこと
—
不注意や怠慢から起こった失敗や過ちのこと。
—
過ち、誤り、ミスのこと
意味を全て見る
- 非難されるようなしくじり。
- ミスや失敗、見落とし。
- 不注意によって間違いを起こす事
例文
つづいて、落ち度を用いた例文を紹介します。
今回の件は私にも落ち度があったのでとても反省しています。相手側に謝罪を入れました。
相手は自分の落ち度を認めて、こちらの言い分をほぼ聞き入れてくれた。
例文を全て見る
- 今回の大騒動は、彼女を自由にさせすぎた私の落ち度としか言いようがない。
- 「僕に一体どんな落ち度があるというのかね」と彼は斜に構えて言った。
- 彼女は自分に落ち度があったと思いたくなかったので、極力そのことを考えないようにしていた。
- 仕事に慣れてきて油断していたのか、自分の落ち度によって会社に迷惑をかけてしまい、猛省している。
- 先方様のおっしゃるとおり我々に落ち度があると存じます。再発の防止に努めましょう。
- 自分で設置した機械が壊れた。原因は注意書きに書いてある事をしていなかったからである。注意書きを確認していなかったのは、こちらの落ち度である。
- あなたに、連絡を忘れてしまったのは、私の落ち度ですので、謝罪します。
- 忙しかったとはいえ、約束の時間に遅れてしまったのはこちらの落ち度だ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
自分や相手が悪いと思うようなことをした時に使われます。
—
失敗の程度は、大きなものから小さいものまで問わない。
—
ただの誤りというよりも、不手際によるミスといったニュアンスが強い。
注意点を全て見る
- 通常、特定の状況や出来事における責任を強調するために使用されます。この言葉を使うと、誰かがミスや過失を犯したことを指摘することができます。そのため、注意を払って使用し、相手に対する非難や批判を控えるべきです。
- 「ある」か「ない」で語られることが多く、「落ち度を犯した」というような使い方はしない。
- 不注意であることが条件になる言葉です。
- 不注意や不本意に起こったミスや失敗に対して使うので、明らかに分かっていたのに起こした失敗やミスには使わない。
- 「思い違いにより、契約の内容を間違えた場合は、法律上、落ち度と言えるものです。」という表現は、法律用語の使い方としては、違和感があります。この場合は、錯覚、つまり錯誤と言うべきです。従って、「思い違いにより、契約の内容を間違えた場合は、法律上、錯誤というものです。」と表現するのが適切です。
- 私の、そちらの、と対象を指定して使わないと意味が通りにくいと感じる。
ビジネスで使える丁寧な落ち度の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
過失
まずは、過失です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「過失」は、不注意や怠慢によって起こるもので、「落ち度」は、期待とは違った結果に至る過程で起こる過ちである。
不手際
2つ目は、不手際です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
落ち度より物事の処理や進め方が悪いというニュアンスが強い。段取りが悪い、という意味では不手際の方が伝わりやすい。
失態
3つ目は、失態です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「失態を演じる。」などといった、失敗して体面を失うこと。また、面目を損なうようなしくじりなどの表現に使用することがおすすめです。
ミス
4つ目は、ミスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
失敗という意味合いの言葉。自分んが何か失敗してしまった際に「私のミスで迷惑かけてごめん」というような使い方をするのがおすすめ。
しくじり
5つ目は、しくじりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
失敗という意味の言葉です。意味は「落ち度」と似ていますが、「しくじり」はよりカジュアルな表現です。
過誤
6つ目は、過誤です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「思わざる過誤を犯す。」などといった、あやまち、やり損じ、過失などの表現に使用することがおすすめです。
手抜かり
7つ目は、手抜かりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不注意のため、しなければならないことを十分にしないことを意味する。時間が足りずに、やるべき準備のすべてはできていない時。
至らなかった点
8つ目は、至らなかった点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不注意というより、力不足だったというニュアンスになるので、不本意な結果で問題が起きた時に使うほうが良い。
抜け
9つ目は、抜けです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
手抜かりがあったことを表す時に最適な言い換え言葉です。「漏れ」とも言い換えることができ、不十分であることを示す時に適しています。
ケアレスミス
10個目はケアレスミスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
知識や能力は十分にあるのに、不注意により間違えてしまうことを「ケアレスミス」という。主に学生のテストなどで使用される。
落ち度のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
間違い
まずは、間違いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「間違いがないか確かめる。」などといった、しくじり、過失、あやまち、まちがえなどの表現に使用することがおすすめです。
失敗
カジュアルの2つ目は、失敗です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
軽い表現だが落ち度より負のイメージがつきやすい言葉になる。また、落ち度より広い意味合いで使う事ができる。
仕損じ
つづいて、仕損じです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
やり方を間違えたり結果が良くなかったりして思い通りにならないことを意味する。急ぐあまりに、必要な手順を省いてしまい、ミスを犯してしまった時。
ミス
4つ目は、ミスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
失敗という意味合いの言葉。自分んが何か失敗してしまった際に「私のミスで迷惑かけてごめん」というような使い方をするのがおすすめ。
しくじり
5つ目は、しくじりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
失敗という意味の言葉です。意味は「落ち度」と似ていますが、「しくじり」はよりカジュアルな表現です。
手抜かり
6つ目は、手抜かりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不注意のため、しなければならないことを十分にしないことを意味する。時間が足りずに、やるべき準備のすべてはできていない時。
見落とし
7つ目は、見落としです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
きちんと見て入れば気づいたはずなのに、不注意によって誤りに気付かないことを「見落とし」という。「見落とし」は「落ち度」のひとつ。
抜け
8つ目は、抜けです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
手抜かりがあったことを表す時に最適な言い換え言葉です。「漏れ」とも言い換えることができ、不十分であることを示す時に適しています。
うっかり
9つ目は、うっかりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
気持ちの緩みが引き起こしたミスを表します。油断していたことや不注意を表現するときにとても適した言い換えです。
ドジ
10個目は、ドジです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ドジ」はちょっとしたミスやどんくさい失敗というニュアンス。「私がドジしてしまったせいでごめんんね」というような使い方をするのがおすすめ。
落ち度の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ミス
- ミステイク
- ケアレスミス
- エラー
- error
- fault
- mistake
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が落ち度の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント