大まかなの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、大まかなの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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大まかなとは? そもそもどんな意味か?
まずは大まかなとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
正確な数や量ではなく、だいたい・おおよそという意味。
—
細部が大雑把でいい加減。正確ではない。
—
概要や触りなどを意味する言葉です。
意味を全て見る
- 一部を除いたすべてのものを指す言葉。
- 大きく物事を分類すること
- 全体を示す概要を指す
- 物事を大体で捉える様子。
例文
つづいて、大まかなを用いた例文を紹介します。
開店前にお店に並んでいる人は、大まかに100人くらいだと思う。
私は先日の旅行の思い出を大まかに母に話したが、母は詳細を聞きたかったようだ。
例文を全て見る
- “大まかな見積もりでいくと、二次会の会費はだいたい3
- 明日までに発注しなければいけないので、大まかな数を今日の夕方までに連絡してください。
- 猿も人間も大まかに捉えると、動物の中では同じくヒト上科である
- 次の仕事を頼むときにまずは大まかな概要を話し,そのあと細部について説明する。
- 厳密にいうと合っていないですが、大まかに言えばそれで合っています。
- 彼の仕事の仕方は大まか過ぎて、最後の詰めが甘くて失敗が多いです。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
大まかなと捉える範囲が人によって違うため、厳密な数が大事なときは使わないほうが良い。
—
「大まか」というのが適当な印象を与えてしまう可能性があるので注意する。
—
大まかにとは大体ということなので、詳細は控えた方が良い。
注意点を全て見る
- 使いすぎると雑な人という印象を与えかねるので、注意が必要。
- 元の意味合いに「大体の」「大雑把な」と入るので、同じ文の中で重なり言葉を使わないようにする。
- 「大雑把でいい加減」という意味合いだが、否定的な言葉ではないので「大まかじゃない言い方」のような否定的な使い方は少し違和感がある。
- 大まかにがどの言葉にかかっているのか述べる必要がある。
ビジネスで使える丁寧な大まかなの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

大約
まずは、大約です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まか」は誰にでも理解できる言葉であり日常会話でも使いますが、「大約」は一般的に日常の会話ではまず使いません。
大抵
つづいて、大抵です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まか」という言葉とほとんど意味は同じですが、大まかなは人には使えません。「大抵」は人に使うことが多い気がします。
大体
つづいて、大体です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まか」よりは「大体」の方が丁寧で伝わりやすいニュアンスになるので、上司や先輩に使う際にはおすすめです。
全体像
つづいて、全体像です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「全体像」だと大きな輪郭をハッキリ示す感じなのに対し,「大まか」だと輪郭と言うより全体の流れを大雑把に示す感じ。
概要
つづいて、概要です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらの意味でも「大体の」「大まかな」といった意味合いで使われる。「大まかな」は指示語が後ろに、「概要」は指示語が前に付く。
概算
つづいて、概算です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まかな数で言うと」とビジネスで言ってしまうと大雑把なイメージがあるので、きちんと考えたよ、計算してるんだよと伝える為に「概算として」と使います。
おおよそ
つづいて、おおよそです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まかに」は量や数だけでなく話の内容などにも使うことができるが、「おおよそ」は数や数量に使うことがほとんどである。
大まかなのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

大雑把
まずは、大雑把です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大雑把」というと、その人の性格面にも言及した言葉になる。あとは歯抜けがあったり自分の理解も含めた少し正確性に欠ける説明をイメージする。「大まか」だと正確性は多少あるように感じる。
ざっと
つづいて、ざっとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まか」にさらに雑な意味合いを含ませた感じです。
ざっくり
つづいて、ざっくりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらの言葉も「大体の」という意味合いを持つ。「大まか」はカチッとした場で使うのに適していて、「ざっくり」は担当者レベルの話し合いや打ち合わせなどに使うのがいいと思います。「ざっくり」は基本口語文で使われて、ひらがなでの表現もあり文語体では使われにくい。より適当なニュアンスが出るので、親しい気のおける仲間に使うのがおすすめ。
アバウト
つづいて、アバウトです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大まか」より堅苦しくない印象に使える。「アバウトでいいからさ」みたいに使うとよりフランクに使える。
大まかなの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- about
- around
- rough
- アバウト
- ラフ
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が大まかなの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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