歴任の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、歴任の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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歴任とは? そもそもどんな意味か?
まずは歴任とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
職業などで、次々と立派な立ち位置に任命されてきたこと。
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次々と役職についてきたこと。
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次々に各種の官職に任命されて勤めてきたこと。
意味を全て見る
- 順次にさまざまな官職に任命されて勤めてきたこと。
例文
つづいて、歴任を用いた例文を紹介します。
政治家として知られる彼は、国会議員・大蔵大臣・総理大臣を歴任した。
彼女は、その組織で重要なポジションを歴任した後、起業家として独立することを決めました。
例文を全て見る
- 彼のお父様は、政治で重要なポストを歴任され、私の家とは格が違うと感じる。
- 彼のキャリアを見てみると、重要な役職を歴任してきた人物です。
- 複数の高位の官職を歴任したA氏の祝賀会が、さるホテルで行われました。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
自分自身の経歴についてこのように話すというのは、自分に尊敬語を使っているようで、あまり望ましいことではない。
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様々な官職を勤めてきたことを表現する言葉なので「一度だけ国会議員を歴任した」のような使い方はしない。
—
普通の転職ではなく、重要な役職を移ってきたこと。
注意点を全て見る
- 例えば、民間企業の社長などを勤めた人に対しては「歴任」という言葉を使うことは少ないようです。
- 自ずとオフィシャルな場所で使うことが多い言葉になってきます。
ビジネスで使える丁寧な「歴任」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
役職歴
まずは、役職歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
過去にどのような役職についてきたかを示すもの。その人物の力量を図る物差しになるため、履歴書にその経歴を書くとアピールにもなる。
務める
2つ目は、務めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある役割や任務を引き受けて、その仕事をすること。職や任務、役割について、仕事をしていることをあらわすとき。
複数の重職に就任された
3つ目は、複数の重職に就任されたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
民間会社の重職に就かれた人物に対しては「複数の重職に就任された」という言葉を使うことが適しているようです。
着任
4つ目は、着任です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
新たに任務に就くことを表します。特に異動が伴う場面には適しており、そのような状況があるときに用いるべき言い換えです。
職歴
5つ目は、職歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それまで就いてきた職業についての経歴のことを意味する。その人が、これまでにどのような仕事をしてきたかを示すとき。
就任歴
6つ目は、就任歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
これまでに、どのような役職を務めてきたかという、その人の仕事の歴史のことを意味する。ある人物のこれまでの功績などを振り返るとき。
就任
7つ目は、就任です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「歴任」は過去の経歴について触れる場面に用いますが、こちらは現在を言い表すときに適した言い換えになります。役職や任務に就くことを示します。
歴任のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
着任歴
まずは、着任歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
これまでにどのような仕事を任されてきたかということを意味する。その人が、これまでにやってきた仕事を表すとき。
職歴
カジュアルの2つ目は、職歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
職歴は、自分がどのような仕事をしてきたかということを示すものであり、その中に必ずしも立派で偉い立場のものが入っているとは限らない。
順に務める
つづいて、順に務めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「順に務める」は熟語ではないので、わかりやすく口頭で相手に説明しているイメージ。日常会話の中で使う。
就任歴
4つ目は、就任歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どのような任務や職務を果たしてきたかということを意味する。その人が、これまでにやってきた仕事などを表すとき。
経歴
5つ目は、経歴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「経歴」は職業に限らず使うことができる。今までの自分の行動の履歴という意味では、同じニュアンスがあるか、必ずしも立派な内容が含まれているとは限らない。
お勤め
6つ目は、お勤めです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「歴任」を柔らかく言い換えたものです。役職に関係なく用いることができる、便利な言い換え言葉として活用できます。
歴任の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- successive posts
- successive service in various posts
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が歴任の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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