臨機応変に対応する力の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、臨機応変に対応する力の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
臨機応変に対応する力とは? そもそもどんな意味か?
まずは臨機応変に対応する力とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
その場に合わせて言動を変えて、適切な対応をする力。
—
その時々で柔軟な対応ができる能力を示します
—
その場の状況に合わせた対応をすること。
意味を全て見る
- 何らかの障害が発生しても自身の発想力でどうにか対応することができる力
- 予想外のことが起きても、その事態の解決を冷静に、また柔軟に図れるかどうかの能力のこと。
- 予想外の事態にも落ち着いて正しく対応する様。
例文
つづいて、臨機応変に対応する力を用いた例文を紹介します。
あらゆるパターンを事前に想定することで、臨機応変に対応する力をつける。
彼には臨機応変に対応する力があるので、どんな事があっても大丈夫だ。
例文を全て見る
- 原因不明のエラーが発生したが、先輩の臨機応変に対応する力が優れていたため、事なきを得た。
- 彼女は、臨機応変に対応できる力があり、後輩からとても頼りにされています。
- 彼女たちは、臨機応変に対応する力に優れていますので、ここは任せておきましょう。
- 様々なトラブルに遭遇するなかで、私も少しは臨機応変に対応する力が身に付いた気がします
- 何が起こるかが全く分からない世の中であるゆえに、臨機応変に対応する力はますます求められている。
- 職場を活性化させるには、それぞれが臨機応変に対応する力が必要です。
- 彼は、いつも仕事での予想外の事態に対処するので、臨機応変に対応する力があると言える。
- プロジェクトの進行中思わぬ問題が発生したが、彼女は臨機応変に対応する力を発揮し、計画を正常に進めることができた。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
自身のミスで起きたハプニングに対して、対応できたときは「臨機応変」という言葉は適さない。上手く乗り越えたからといって、ミスを帳消しにできるわけではないから。
—
「臨機応変である」「臨機応変な人だ」などとは言わない。「臨機応変な対応」とはいう。
—
結果が良い方向の際に使う。結果悪い方向になったときはあまり使わない。
注意点を全て見る
- 人を褒める時に使う言葉なので、悪い意味には使わない。
- 日本語に不慣れな人にとっては「臨機応変」という四字熟語は難しいかもしれないので、相手の反応次第で説明を加えることが注意点です。
- プラスの意味を持った言い換えが望ましく、ある程度の振り幅があっても許されそうです
- 多用は控えるべきである。文面でも、口頭でもかなり長めの表現であるため。
- ピンチの事態でも正しい行いをした、というような場合に用いられるので、適当に対処したという場合には使わない。
- 「臨機応変に対応する力がない人はダメ」というような、否定的な文脈で使うと、その人の性格や能力に問題があるかのように受け取られることがあり、誤解を招く可能性がある。
ビジネスで使える丁寧な臨機応変に対応する力の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
アジリティ
まずは、アジリティです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
市場の変化が激しい分野や競争が激しい業界で活躍する企業やビジネスパーソンに向けた言葉。ビジネスのスピードアップやイノベーションの推進を目指す場合に使われることが多く、新しい技術の開発や、スタートアップ企業の経営戦略などに活用される。
フレキシビリティ
2つ目は、フレキシビリティです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスの現場で、予期せぬ変化や問題に対処するために必要な柔軟性や適応性を表現するのに適している。新しいプロジェクトの立ち上げや、市場の変化に対応するための組織改革などで使うことができる。
気転の利く
3つ目は、気転の利くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
臨機応変よりも、’自分が気づく’という意味が加わるニュアンスの違いがあります。相手の’表面上では分かりにくいことを読み取る’人に対して使うのがおすすめです。
決断力
4つ目は、決断力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
様々な選択肢がある中で、ベストもしくはそれに近い物事を選べる力を示します。迷いがなく、その場の判断が的確であることを表現します
柔軟な対応
5つ目は、柔軟な対応です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その時の状態や状況に合わせた形で対応する事。考え方も柔らかく、状況に応じて形を変えて対応するというイメージ。
柔軟性
6つ目は、柔軟性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
四角四面な考え方ではなく、柔軟に捉えてその場に相応しい行動を取ることを表します。多種多様な考え方がある場面に適しています
当意即妙
7つ目は、当意即妙です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
臨機応変よりも、機転を利かせたり、気配りができる人に対して使われる場合が多い。受け答えが的確な人や、気が効く人に対して使うのがおすすめ。
融通を利かせる
8つ目は、融通を利かせるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況に応じて、物事を’上手く処理する’というニュアンスの違いがあります。状況に応じたふさわしい対処に対して使うのにおすすめです。
臨機応変に対応する力のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
冷静沈着
まずは、冷静沈着です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
落ち着いて物事を対処できることを簡潔に示すことができる。不測の事態に限らないことが違いとして挙げられる。物語の登場人物を一言で表すときに使いやすい。
ご都合主義
カジュアルの2つ目は、ご都合主義です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あまり良い意味の言葉ではありませんが、その時々で発言の主旨がコロコロ変わる人などのことです。一貫性がない場面に適してきます
なんでもできる人
つづいて、なんでもできる人です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ざっくりとした言い方。障害がおきてもこの人に聞けばなんとかなる、ということを「なんでもできる人」と表現する。
やわらかさ
4つ目は、やわらかさです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある事態に対して、どれほど柔軟であるかということを簡潔な形で示している。「頭のやわらかさが大事だ」という風に、融通の利く考え方が物を言うということを分かりやすく伝える上で用いたい。
機転が利く
5つ目は、機転が利くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況判断に優れている。イレギュラーがあった時など、その時の状況に合わせて最善の策を瞬時に考えられる人のこと。
気が利く
6つ目は、気が利くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あるシチュエーションに対応するというよりは、対人関係で用いる場合が多い。気配り上手な人に対して使うのがおすすめ。
気遣いのできる
7つ目は、気遣いのできるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人の心情に対し細やかな気配りができる人に対して用いる。面倒見がいい人や、多くの人を同時に気にかけられる人に対して使うのがおすすめ。
空気を読む
8つ目は、空気を読むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「臨機応変に対応する」などというと友人同士だと不自然なので、「空気を読む」の方が仲間うちで気軽に使うのによい。
柔軟に対応する
9つ目は、柔軟に対応するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
しなやかな考え方で、トラブルを解決する時に使います。今までの慣習にとらわれないやり方をする時におすすめです。
臨機応変に対応する力の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- フレキシブル
- ケーズバイケース
- アドリブ
- シチュエーション・ジャッジメント
- リソースフル
- Adaptability
- look for way out
- flexible
- Quick-wittedness
- be flexible
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が臨機応変に対応する力の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント