様々な視点の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、様々な視点の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
様々な視点とは? そもそもどんな意味か?
まずは様々な視点とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ものごとを色々な角度から見ること
—
いろいろな物事を見るポイント
—
さまざまな視点に立って物事をとらえること。
意味を全て見る
- それぞれが異なっている、ものの見方
- 考えたり見たりする際の色々なポイントのこと。
- 肯定と否定、そして中立の意見を含めたとの意味です。
- 自分以外の、違う立場になった考え方
- 色々な方向から物事を考える事。
- 偏りのない意見を表す言葉です。
例文
つづいて、様々な視点を用いた例文を紹介します。
ある事象を一つの立場からだけでなく様々な視点から見ることで、浮かび上がってくるものがあります。
トラブルなどの困難に立ち向かうときは、現状を様々な視点でとらえる必要があると教えられた。
例文を全て見る
- 主観的に物事をとらえるのではなく、様々な視点からとらえれば見えてくることもある。
- 学生たちは、外国留学の経験から、将来自分たちが進むべき未来像を様々な視点から学び取った。
- 今回の会議は、様々な視点から意見が提出されたので、とても実り多かったと思います。
- 様々な視点に立って考慮した結果、今回のイベントは中止することとなった。
- いまや様々な視点があって当然の社会ですが、ひと昔前はかなり状況も違いました
- 昨今の国際問題について、様々な視点から議論するため、多分野の専門家を召集した。
- 様々な視点からの意見が聞けたことで私は成長しました。今後も宜しくお願いします。
- 今回の事業の継続可否については、様々な視点からの評価が必要不可欠である。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
様々な視点は固い表現なので、日常的な話し言葉で使用すると違和感があります。
—
ひとつの物事を様々な視点でとらえるニュアンスで、複数の物事に使うと違和感がある。
—
みんなの声を拾い集めることに対して、自分の頭でよく考えることや色々な考えをすることで使われることが多いため、意見が数多く集まったという数の多さという使い方は違和感があります。
注意点を全て見る
- どちらかというと、フォーマルで改まった表現なので、家庭内などでのリラックスしたムードで発すると、やや違和感がありそうです。
- 多少、漠然と聞こえてしまうこともあるため、場面ごとに言葉を選ぶ必要があります
- 様々なというと、指す範囲や問題意識が曖昧であるため、使う状況によって言葉を補足した方がわかりやすくなります。
- 様々な視点は真面目な雰囲気で使われることが多いのでふざけている時に使うと違和感を感じます。
- 「様々」も「視点」も、カジュアルな場面ではあまり使わない表現なので、日常会話にはあまり馴染まない。
ビジネスで使える丁寧な様々な視点の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
多面的
まずは、多面的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
熟語で表現することによって、より簡潔に伝えることができ、相手にスマートな印象を与えることができます。
客観的
2つ目は、客観的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
様々な視点は、多種多様な視点で物事を見るというニュアンスで、客観的は、第三者の目線で物事を見るニュアンスになる。
多角的
3つ目は、多角的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「様々な視点」よりも、「あらゆる方向から」という意味合いが強くなりより多様性を含んだ表現になります。
多視点
4つ目は、多視点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
話し言葉よりも書き言葉として使われやすい。「多様な視点」よりも字数が短いため、字数制限のある場面で重宝される。
多様性
5つ目は、多様性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だいたいの物事をまとめて、このように言い表すことができます。使いやすい言葉ですが意味を取り違える可能性の高い言い換えでもあります
複眼思考
6つ目は、複眼思考です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは、意見の違う人たちがそれぞれ自分の意見を出し合っているニュアンスで、言い換え語は一人の人の思考の中に複数の物の見方が含まれているニュアンスです。文書作成時におすすめです。
様々な見方
7つ目は、様々な見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物を見る時に、いろいろな方法で見ることというニュアンスの違いがあります。一つの物事に対して、いろいろな方法で見られるときにおすすめです。
俯瞰
8つ目は、俯瞰です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
様々な視点は、多種多様な視点で物事を見るニュアンスがある。俯瞰は高いところから物事を見るというニュアンスである。
様々な視点のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
あらゆる目線
まずは、あらゆる目線です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その領域にある限りの全て、あると考えられる全部の目線や見方のことを指すというニュアンスの違いがあります。わかりやすい単語で伝えたい場合におすすめです。
いろいろな見方
カジュアルの2つ目は、いろいろな見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一つではなく、様々な方法で見たり、捉え方ができるというニュアンスの違いがあります。人によって違う見解があるときにおすすめです。
いろいろな考え方
つづいて、いろいろな考え方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
様々なを「いろいろな」とすることで、言葉にやわらかさが加わります。視点を考え方とすることでわかりやすくなります。
それぞれの立場
4つ目は、それぞれの立場です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語は「立場」という言葉が使われているため、その人がそのような視点を持つに至った「境遇」や「地位」に思いを馳せている点がニュアンスの違いです。また「それぞれの」と言っているので、一人一人の個人に言及している感じが、より強いです。友人と話し合っている際に使うのがおすすめです。
視野を広くする
5つ目は、視野を広くするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
様々な視点は、いろいろな角度から物事を見るニュアンスで、視野を広くするは、遠くから物事全体を見るニュアンスになる。
人の立場に立つ
6つ目は、人の立場に立つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他人の気持ちや意見をくみ取って考えることを「人の立場に立つ」と表現する。「様々な視点」のように複数の視点を指していない。
世間の目
7つ目は、世間の目です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
率直に要点を言い表した言葉の言い換えです。様々な意見や見方があり、平等や公平などの基準となる見解を示す言葉でもあります
別の見方
8つ目は、別の見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分とは異なる人の考え方にのっとって物事を見ることを指す。「様々な視点」よりもくだけた表現で、口頭で使うことが多い。
様々な見方
9つ目は、様々な見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物を見る時に、色々な方法でみることとのニュアンスの違いがあるので、立ち位置の違う人たちは、それぞれの考え方や見方があるという時におすすめです。
様々な視点の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- マルチテラル
- ワイド
- ダイバーシティマルチアングル
- フレキシブル
- various perspectives
- different perspectives
- in your shoes
- various opinions
- different point of view
- multifaceted perspective
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が様々な視点の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント