散見されるの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、散見されるの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
散見されるとは? そもそもどんな意味か?
まずは散見されるとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ところどころに在ることが目に付くさま。
—
あちこちに散らばるものを見かける。
—
あちらこちらに、ちらほらと見えること
意味を全て見る
- たまに見受けられることがある、という意味の言葉です
例文
つづいて、散見されるを用いた例文を紹介します。
報告書には細かな間違いが散見しており、注意が不足しているといわれた。
この前の会議では賛成意見が多数派だったが、反対意見を持つ人も散見された。
例文を全て見る
- 彼の独創的な発想が、既に一番初期の頃の著作にも散見されます。
- クレームとまではいかないけれど、マイナスな意見も散見されるため真摯に受け止めないといけない
- 新人が作った書類をチェックしたら、ところどころに間違いが散見された。
- 「すべき」というのは、現在形で書かれている論文も散見されるからです。
- 好意的な意見のほうが圧倒的に多いように感じるが、批判的な意見も散見される。
- 意見としては批判のようなものも多くあるが、好意的なものも散見された。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
目に映ることや目に留まることといった意味が含まれていますが、これは必ずしも視覚的なことを意味しません。
—
あちこちで目にするものに対して使う。
—
目に見えるものに対して用いられる。
注意点を全て見る
- 必ず受動態で使用し、「散見できる」といった表現はしない。
- カジュアルで気の置けない文脈で使うと、やや小難しい表現を使っていると思われて気取っていると受け取られたりその場で浮いたりする危険があるので、文脈をよく見る必要があります。
- 状態や頻度など微妙なニュアンスは言い換えで表現したいところです
- 実際に目で見たことに対して使われるので、散見できなかった、など否定形の使い方には違和感があります。
- ところどころに在ることが目に付くことがない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 「できない」「できる」という言葉と一緒には使えません。
ビジネスで使える丁寧な散見されるの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
しばしば見られる
まずは、しばしば見られるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「散見される」という言い方がやや文語的で気取っていると思われる場合は、シンプルに説明しているわかりやすい言い換え語がおすすめです。
まばらにある
2つ目は、まばらにあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
漢字を使わないで表現したい場合に言い換え語がおすすめです。「ものとものの間に隙間がある」「間隔をあけて散らばっている様子」など表現できます。
窺える
3つ目は、窺えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
そっと様子をさぐって感じ取ることができる、様子が推察できるという意味合いの語で、そっと様子を見る場合におすすめ。
往々に
4つ目は、往々にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
散見されるは実際に目にしたことについて言っているのに対して、往々にはまだ起きていないことに対する予測的な側面が大きい。
垣間見れる
5つ目は、垣間見れるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある状態が見受けられることや度々目撃されることなどを表します。何かを良くないことが起こる条件が揃いそうな場面に用いるとイエローカード的な役目を果たします
気づかれる
6つ目は、気づかれるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「人に気付かれることなく、その家に近づいた。」などといった、「気がつく」「気付く」という表現に使用することがおすすめです。
見受けられる
7つ目は、見受けられるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「散見される」は実際に見えるものにしか使用しないが、「見受けられる」は実際に見たものだけでなく推定や推測でも使用できる。
推察できる
8つ目は、推察できるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
主に、『窺える』と同じような意味で『この事件の主な内容は簡単すぎて子供でも推察できるレベルである』のように使う。
点在する
9つ目は、点在するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
集合した状態ではなくあちらこちらに存在している状態を示します。そのような物事を俯瞰的に言い表した言葉であえて事務的な場面で用います
目につく
10個目は目につくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
目立つ、視界に入ってくるという意味合いの語で、見て忘れられなくなる場合にも使うことができるのでおすすめ。
散見されるのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
あちこちに見える
まずは、あちこちに見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よく見ると周囲に同様のものが少なからず発見されるさまに対して用いられ、ところどころで目に触れる場合におすすめの語。
うかがえる
カジュアルの2つ目は、うかがえるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「世界有数の大きな都市だということがうかがえる」などといった、「推察できる」「感じ取ることができる」という表現に使用することがおすすめです。
ちらつく
つづいて、ちらつくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
度々現れるような状況や嫌でも目に入ってきてしまう物事を表します。視覚的にチラチラとするもの、または頭によぎる物を表す時に的確です
ちらほら
4つ目は、ちらほらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードより日常で使いやすいのでいろいろな場面で使いやすい言葉。わかりやすい言葉なので年代を問わず使えます。
よくある
5つ目は、よくあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは普段の会話の中で使うには堅苦しく感じるが、このワードだと日常の会話で使いやすいので場面を選ばない。
よく見る
6つ目は、よく見るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よく見ると周囲に同様のものが少なからず発見されるさまという意味合いの語で、伝わりやすいので特におすすめ。
往々にしてある
7つ目は、往々にしてあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「往々」というのは「よくある」という意味。「往々にして」で「よく」「しょっちゅう」といった意味になる。
思われる
8つ目は、思われるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「それをあきらめるのは残念に思われる」というように、他人にそのように認識されるという表現に使用することがおすすめです。
目につく
9つ目は、目につくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードの改まった漢字をやわらげたい場合に、「よく目に入る」「あちこちに頻繁に見られる」という意味を表せる言い換え語で代用できます。
目立つ
10個目は、目立つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらは頻度がかなり高くなってきた物事を表します。粗が目立つ、失敗が目立つなどあまりよい意味では用いない言葉です
散見されるの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ウォッチ
- ヒアアンドゼア
- scattered
- see here and there
- be found
- around
- come across occasionally
- scatter throughout
- it is often
- here and there
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が散見されるの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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