更なるの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「更なる」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
「更なる」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「更なる」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
いっそうの、ますますの、さらに。
—
もともとある状態よりも、もっと上に。輪をかけて。より一層。
—
今の状態よりもさらに上を目指した言い方。
意味を全て見る
- 今以上の、一層の、ますますの。
- 同じことが重なるさま。また、今までよりも上をいく状態を指す。
例文
つづいて、「更なる」を用いた例文を紹介します。
卒業した後も、皆さんは更なる高みを目指して頑張ってください。
選手たちのファインプレーが続き、更なる高得点が期待できる展開となった。
例文を全て見る
- 4月から新天地でも、更なるご活躍をお祈り申し上げております。
- 入社後5年を経過した社員には更なる成長を期待し、グループ合同の研修合宿を実施している。
- 自動で床の掃除をするロボット掃除機が出たときはこれ以上はもうないと思ったが、更なる進化を遂げていた。
- この商業施設には高齢者に向けたサービス以外に、子育て世代に向けたサービスを実施するなど更なる改善が望まれる。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
明確な水準などはないので、以前と比べて多いとか、良くなっているというときに使う。
—
相手に対して繰り返し使うと、あるものがいつまでも足りないということを思わせるために、要求の高すぎる人だと聞き手から思われる恐れがある。
—
あとに続く言葉は名詞だけであり、形容詞等他の言葉がくると違和感があるため、注意が必要です。
注意点を全て見る
- 「更なる」はある状態より良くなる、または悪いことが重なるという時に使われる言葉であり、比較対象が無いまっさらの状態で使うのは違和感がある。
ビジネスで使える丁寧な「更なる」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
重ねて
まずは、重ねてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ある状態から、より変化を与えるときに使用。また、重ねてお詫び申し上げますなど、謝罪の際には付け加えやすいと考えられる。
今以上の
2つ目は、今以上のです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現在より未来においては程度が増すという、時系列を伴ったニュアンスがある。「今以上の勢い」「今以上のペース」というように、なにかを進めるスピードを現在よりも上げる必要があるのを伝えるのに有用である。
益々の
3つ目は、益々のです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「益々の」は今の状態も素晴らしいが、それ以上の期待が持てる時によく使われる言葉であり、「益々のご発展をお祈り申し上げます」というような使い方がおすすめ。
一層の
4つ目は、一層のです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なんらかのものの程度が増すことを改まった雰囲気で伝えられる。とりわけ「一層のご支援」という風に追加のサポートを丁寧にお願いしたいときに使うのが推奨される。
より一層
5つ目は、より一層です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今の状態よりも上に向かっていく話をするときに使われる。「より」と「一層」を並べることでより強調される。
ますます
6つ目は、ますますです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
以前よりも程度が甚だしくなるさま。漢字で書くと「益々」になる。後に続く言葉をより強調する場合に使われる。
「更なる」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
今まで以上に
まずは、今まで以上にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今の状態よりもさらにレベルアップすることを指す。後に続く言葉をさらに強調したり拡大する場合に使われる。
更に
カジュアルの2つ目は、更にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
更に高みを、という使い方をすることもあるが、どちらかというと更に、という接続詞としての使い方がメイン。
一段と
つづいて、一段とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「元々の状態から更に一段階上がって」という意味。「更なる」と同義語だが、後ろに形容表現を繋げることができる。「成長した彼女は一段ときれいになり、周囲を驚かせた」など、元の状態に磨きがかかった時などに。
一層
4つ目は、一層です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
以前の状態よりも、程度がいちだんと進む様子のことを意味する。以前と比べると、荒廃の程度がひどくなっている土地のことを表現するときに使う。
より
5つ目は、よりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
単に「より」ということもある。「より高みを」「より上を」という使い方をすることがもっとも多い。どこでも使える。
もっと
6つ目は、もっとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「もっと」は、現状よりも量や回数などを求めるニュアンスで使われ、金欠状態の際に「もっとお金が欲しい」というような使い方をするのがおすすめ。
いやましに
7つ目は、いやましにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ますますもっと、いよいよ多くなるさま、いよいよ激しくなるさまという意味合いの語で、一段と増大するさまのニュアンスにおすすめ。
「更なる」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- even more
- further
- furthermore
- still more
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「更なる」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント