しばらくの間の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「しばらくの間」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「しばらくの間」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「しばらくの間」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
すぐにでもないが、遠い未来でもない期間のこと
—
長く感じる時間をあらわす意味。
—
あまり長期ではない、いくらかの時間が過ぎるまでの間のこと
意味を全て見る
- あまり時間がかからないさま。
- すぐにではなく長期ではない期間。
- ここから先の当面の期間を表します。
- 長い時間、またはちょっと長い時間のこと。
- 一定の時間の間という意味。
- ほんの少しの時間のこと。
例文
つづいて、「しばらくの間」を用いた例文を紹介します。
投資に費やせる資金が足りないので、しばらくの間は食費を削らなくてはならない。
上席は席を外しておりますので、しばらくの間お待ちいただけますか。
例文を全て見る
- その光はあまりにまぶしかったので、しばらくの間なにも見えなくなってしまった。
- 店主が体調不良のため、しばらくの間、お店を休むことに決めました。
- 「しばらくの間は寒い日が続きます」という天気予報で、冬服をしまうのをやめた。
- 「しばらくの間、休業とさせていただきます」となっていた和菓子屋はそのまま廃業した。
- しばらくの間、休養を取らせていただきます。皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
- 上司からの返信をしばらくの間待ったが、結局1時間も待つことになった。
- 今はすぐに決断ができないため、しばらくの間考えさせてほしいです。
- 担当者が戻るまでしばらくの間、こちらの応接室でお待ちください。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
会話中のシチュエーション次第だが、遠すぎる未来や近すぎる未来について使われたり、具体的にいつの未来か明示してほしいときに使われると引っかかりを覚える。
—
友達同士でのフランクな場面やカジュアルな話のときに使うと違和感があります。
—
あまり長期ではない、いくらかの時間が過ぎるまでの間ではない場合にこの表現を使用してはいけません。
注意点を全て見る
- 人によって時間に対する感じ方が違うので、厳格な時間や期間は決まっていない。
- すぐではない少しの間に対して使う。
- ある程度の期間を表すときに用いる。
- 漠然とした表現のため、場面に応じた言い換えが適切です
- 具体的に時間の長さが5分、10分という風に分かっている場合、使うのを控えるべきである。聞き手によって、表題の言葉はどれほどの長さの時間を指すかが変わるため。
- しばらくとは曖昧な言葉で、どのくらいの時間なのかというところは判断する必要があり。
- ていねいな意味を持つので、親しい間柄ではもっとくだけた言い方になります。
ビジネスで使える丁寧な「しばらくの間」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
暫時
まずは、暫時です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あらたまった場面で用いられる言葉です。体裁の良い言葉ではあるものの、意味としては“しばらくの間”と“少しの間”のどちらでも活用されるため、前後の言葉と合わせて伝えることが望ましいです
当面
2つ目は、当面です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
オフィシャルでの案内に用いますが、いつまでの期間を表すか漠然としており、常套句ではあるものの誠意に欠ける言い回しと受け取る方もいるような言葉です。
今しばらく
3つ目は、今しばらくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よく使われる言葉。定型的なニュアンス。アナウンサーや受付の人、電話の対応など、少し待って下さい、時間くださいというときにおすすめ。
少しの間
4つ目は、少しの間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それほど長くはないちょっとの間のことを意味する。数ヶ月まではいかない、数日間の期間に対して使う。
しばし
5つ目は、しばしです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しばらくの間」と異なり、少し古風な語感がある。「しばらくの間」と同じく難しくない表現であるため、「しばしお待ちください」というようにビジネス上の会話で使うのが推奨される。
ひとしきり
6つ目は、ひとしきりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その間に物事が集中するようすという意味で用いられ、ある状態がしばらく続くニュアンスに対しておすすめの語。
差し当たって
7つ目は、差し当たってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今しばらくの間という意味で用いられ、未来は変わる可能性があるが現在のところはそうであるというニュアンスにおすすめの語。
一時
8つ目は、一時です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある少しの時間という意味。車両や機械など人間以外の動きを止めることにも使えます。作業系の行動をコントロールするときにおすすめです。
一定期間
9つ目は、一定期間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
日付などである程度長い時間を表すときに用います。数値で表現できる時間単位を指すときににおすすめです。
ある程度の時間
10個目はある程度の時間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
数時間という単位ではなく、数日間ということを意味する。仕事の締切に少しだけ猶予をもらいたい時などに使う。
「しばらくの間」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
少しの間
まずは、少しの間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しばらく」と比べて他人行儀な感じが薄れるので、友人など親しい間柄で会話するときに使いやすい。
少しだけ
カジュアルの2つ目は、少しだけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
短い時間であることを強調するときに使います。相手に待つことを求める際に短時間だけだと協力をさせる言い方です。
ちょっと
つづいて、ちょっとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しばらくの間」ほどは長くないが、まあまあ長い時間(例えば2、3分)のことを指せる。友人に数分ばかり待って欲しい時に使うのがおすすめ。
当分
4つ目は、当分です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
目下のところ見通しがはっきりしない間はずっと、という意味合いの語。
長い間
5つ目は、長い間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達同士や後輩などを交えた、目上の人間がいないカジュアルな場で使える話し言葉のようなニュアンスです。
目下
6つ目は、目下です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
当面するこの時、さしあたり、目前という意味で用いられ、危険が目下に迫るなどのフレーズに使うのがおすすめの語。
片時
7つ目は、片時です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「片時も目が離せない」などといった、ほんのしばらくの間、ちょっとの間などの表現に使用することがおすすめです。
つかの間
8つ目は、つかの間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほんの少しばかりの時間ということを意味する。仕事が忙しくずっと休めなかった後の休息などに使う。
長時間
9つ目は、長時間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味は同じような意味なのですが、ビジネスシーンや目上の方とのかしこまった場面ではあまり向かない言葉です。
永遠に
10個目は、永遠にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
先の見えない物事を示すとき、大袈裟な表現として冗談半分に用いられることのある言葉です。あくまで仲間内の冗談として使うことが適切です。
「しばらくの間」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ロングタイム
- for a while
- for the time being
- for a while long time
- for a second
- for a moment
- for a minutete
- temporarily
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「しばらくの間」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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