心外ですの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、心外ですの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
心外ですとは? そもそもどんな意味か?
まずは心外ですとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
思いどおりでなく不本意なこと。
—
予期に反して残念なこと。
—
自分の思いとはまったく違った様子
意味を全て見る
- 思いがけない仕打ちや予想に反した悪い結果などに対し、腹立たしく残念な気持ちを表明している
- 予想と違った悪い展開になること
- 思いもよらないこと。
- 予想とは大きく異なることを表します
例文
つづいて、心外ですを用いた例文を紹介します。
私が発見し警察に連絡をしたのに、私自身が疑われることになるとは心外だ。
ありのままを話しただけなのに、自慢したようにとられては心外である。
例文を全て見る
- 仕事に対する熱意と責任感がないという私への評価は誠に心外である
- 彼は普段、穏やかで腹を立てない人なのですが、チーム全員で作り上げた力作を、彼女がろくに鑑賞もしないでけなした時は、「心外です」と憤っていた。
- 事前の予想では、我が社が競争入札で落札すると期待していたのに、心外な結果となりました。
- あなたからそんなことを言われる筋合いはないし、とても心外です。
- この結果は全くもって心外だが、我々の力不足によるものだ。素直に受け止めよう
- まさか私がそのようなことをやったと思われていたとは、心外です。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
自分の思っていたのとは違うという状況で使う。
—
残念なことと感じる場合にのみ使う表現。
—
ネガティブなニュアンスでも使用される。
注意点を全て見る
- 心外というのは怒りを含んだ強い意味での言い方です。目上の人に使ってはいけないというわけではありませんが、失礼にはなるので覚悟を待って使用したほうがいいでしょう。
- 相手がくだした自己評価などに対して、自分が不服に思っていることを伝える言葉なので、文脈とタイミングを見極めて使う必要があります。
- 「社長の指示通りに動いたつもりですが、結果が上手くいかなかったのは、心外な思いです。」という表現は、目上の者に対する使い方としては、暗に不満や批判を表すニュアンスが込められていて失礼で、違和感があります。この場合は、せめて残念な思いと表すほうが無難かと思います。
- 転じて怒りの感情にすり替える場合もありますが、それが露骨にならないよう気を付けたいです
- 思いもよらない仕打ちや悪い結果に対し、残念に思うことにも使う。
- 自分の予想していたことにならなかったときに使用する
ビジネスで使える丁寧な心外ですの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
不本意
まずは、不本意です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「不本意」とは「自分の本当の望みとは違っていること」を言い表すので、何かが予想に反した悪い状態であることを残念に思う気持ちを伝えたい時に、言い換え語を使えます。
予想外
2つ目は、予想外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
常識で考えて予想しなかった出来事、という客観的な意見をして冷静で落ち着きのある言い換えです。また、良い意味でも用いたい言葉です
遺憾です
3つ目は、遺憾ですです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
心外よりも怒りの表現は少ないが、相手に思いをしっかりと伝える時に有効です。特に自分が期待している結果にそぐわない場合に使うことで相手に伝わりやすいでしょう。
誠に残念だ
4つ目は、誠に残念だです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
心外よりも残念という表現の方が柔らかい言い方になります。怒りは前面に出したくはないが、納得がいかない結果であるということを相手にしっかり使いたい時におすすめです。
想定外
5つ目は、想定外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「心外です」との違いは、自分があらかじめ考えていた見込みと違ったことが強い印象があること。仮定されていなかったときに使用する。
思いがけない
6つ目は、思いがけないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
千載一遇的な出来事や思ってもみなかった場面に適した言い換えです。「心外」より「偶然」に近いニュアンスで良い場面も、その逆もあります
不当だと思います
7つ目は、不当だと思いますです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「不当」とは「正当・適当ではないこと」を言い表すので、相手の発言などが当たっていないと感じる時に、不服の意味を込めて使えます。
心外ですのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
残念です
まずは、残念ですです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「残念だった」と言えば、悔しいという後悔のニュアンスがあり、心外という不満や怒りを表す表現より抑制的なニュアンスです。親しい相手には使える言葉です。
思いがけない
つづいて、思いがけないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この結果は思いがけない」という表現には「心外」が怒りや不満な思いを込めているのに対し、予想外、意外という、責任の所在が分からない、感情を除外した、成り行きで、そうなったと言わんばかりのニュアンスがあります。親しい相手には、軽いサプライズの意味で使えると思います。
意外
つづいて、意外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分が考えていた範囲を超えた時も下回ったときも両方に使用することができるので、「心外です」に比べて汎用性がある。
ショックです
つづいて、ショックですです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手が言った発言内容などが自分にとって予想外に悪く、残念であることを伝えたい時に、言い換え語で簡潔に言えます。
侮辱だ
つづいて、侮辱だです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手の発言内容などが、自分の予想の範囲を超えて悪く、不当であると感じた時などに、言い換え語で気持ちを吐露できます。強い抗議の表現なので、文脈を見極めて使う必要があります。
思いも寄らない
つづいて、思いも寄らないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
心外に比べるとかなり柔らかい言い方にはなっていますが、自分はそんな思いはなかったということは十分に伝わります。言われた言葉に少しショックだったり納得のいかない結果の時などに使うと有効です。
想定外
つづいて、想定外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事前に予想した範囲を越えていること。見通しと違うことを表し、日常生活やビジネスシーンで馴染みのある言葉。
考えもしない
つづいて、考えもしないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まさかそうなるとは思ってもいなかったということを指す。予想に反した結果になった時に使う。
あり得ない
つづいて、あり得ないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
単純に受け止められない物事を表します。感情が先行して反射的に答えるような場面に有効ですが、プライベートとはいえ目上の方には不向きです
悔しい
つづいて、悔しいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
辱めを受けたり、自分の無力を思い知らされたりして、腹立たしく残念だという意味合いで、通じやすい言葉としておすすめ。
心外ですの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- アンエクスペクタブル
- リグレッタブル
- アウト
- regret
- unexpected
- disappoint
- unreasonable
- I mind
- I feel annoyed
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が心外ですの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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