親和性の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、親和性の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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親和性とは? そもそもどんな意味か?
まずは親和性とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
あるものとあるものとが結びつく性質のことを表す。
—
ある2つ以上のもの同士に似ている部分あるかの度合い
—
あるものが他と馴染みやすいかどうかの程度
意味を全て見る
- 結びつきやすい性質を表す言葉です
- 複数のものの相性が良いかどうか
- 物事を組み合わせた時の相性の良さ。
例文
つづいて、親和性を用いた例文を紹介します。
若い世代とインスタグラムは、非常に親和性が高いSNSだと思う。
彼は、国籍や性別を問わず様々な人と仲良くすることができる、親和性がすごく高い人だ。
例文を全て見る
- AさんとBさんはいつも2人一緒に行動している。親和性があるんだね。
- この化合物とこの液体は親和性があるので、互いに作用し合うのだ。
- このウイルスは肺との親和性が高く、呼吸器系の基礎疾患がある患者は要注意だ。
- 界面活性剤は汚れとの親和性があるので、洗剤を使うと衣類の汚れが落ちる。
- このシステムは、一般的な同種のシステムと広く親和性があるのが強みだ。
- 彼らとの間には、ある種の親和性を感じます。相性が良いというか、一緒にいると心地よいのです。
- この組み合わせは親和性が高いだけでなく、今までにない斬新さもあるのが特徴です
- この俳優はいつも面白いので、バラエティー番組との親和性が高いと言われている。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
組み合わせたときの結合の容易さに使う。
—
複数の人・物の関係性や相性に対して用いる。
—
やや学術的な表現なので、相手によってはすぐに意味が伝わらないこともある。
注意点を全て見る
- ややフォーマル寄りの言葉だと思うので、もっとグッとカジュアルな雰囲気にしたい場合は、別語を選択すると良いでしょう。
- 「親しみやすい」という意味と取り違えることがあるので注意です
- 親和性は高いまたは低いという語と共に使用されることが多い。親和性が大きいという形で使用すると違和感がある。
ビジネスで使える丁寧な親和性の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
シナジー
まずは、シナジーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスの場で、この事業とこの事業のシナジーなどといった形で使用することができる。元のワードの方が相性といったニュアンス、シナジーは相乗効果といったニュアンスがある。
マッチ
2つ目は、マッチです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある企画と顧客が求めるものとの釣り合いの関係を表す言葉。「親和性が高い」よりも「マッチしている」の方が、より釣り合いが取れているイメージのニュアンスがある。
協調性
3つ目は、協調性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人間関係や目に見えないものにも使える言葉。周りに合わせていく、歩み寄っていくようなニュアンス。
互換性
4つ目は、互換性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ハードウェアやソフトウェアを別のものに置き換える場面で、交換可能かどうか、同じように動作するかどうかというニュアンス。
親しい
5つ目は、親しいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
商談でお互いの趣味の話が盛り上がった場面で用います。「親和性」はあまり使いません。「親しい」と言えば伝わります。
親近感
6つ目は、親近感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手の考え方などが自分に近いと感じるような場面で用いる。いつも接しているような雰囲気があり、心を許せるという印象や雰囲気を意味する。
相性
7つ目は、相性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相性は親和性よりも、マッチするかというより狭義に絞られた印象がある。ある会社とある会社がマッチするかを議論する場面などに用いる。
調和
8つ目は、調和です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉の意味をそのままに言い換えたものです。バランスが取れていて安定感がある物事を示すのに適しています
融和性
9つ目は、融和性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
異質なもの同士が同じ場にあるような場面において、なじんで融合するさま、特性を超越して一体化するさまというニュアンスにおすすめの語。
類似点
10個目は類似点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
似通っている部分を示す言葉です。似ている部分があるイコール親和性が高いことを表します。全く異なるものに見えて実は共通する部分がある場面に用いると効果的です
親和性のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
なじみやすさ
まずは、なじみやすさです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
コミュニケーションを図る場面において、好感が抱けるさま、壁を作らないような姿勢というニュアンスにおすすめの語。
縁故
カジュアルの2つ目は、縁故です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人同士のつながりを表現する場面で、犠牲者の縁故を探すという言い回しのように血縁や姻戚などによるつながりがあるというニュアンス。
食べ合わせが良い
つづいて、食べ合わせが良いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
食べ物の組み合わせによって得られる効果がプラスアルファであることがあり、そこから転じて取り合わせの妙を示す言葉としても用いられます
親近感
4つ目は、親近感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「自分に近いものと感じて抱く親しみの気持ち」というニュアンスを、一語でズバリと簡潔に表現したいなら、言い換え語がぴったりです。
親友
5つ目は、親友です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
AさんとBさんがとても仲良しである時、「AさんとBさんは親友なんだ」と使います。特別に仲が良い場合に使います。
相性
6つ目は、相性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
男女間、友人間、仕事仲間などと生活するような場面において、お互いに共感する部分があるかどうか、性質や性格が合うかどうかというニュアンスにおすすめの語。
仲良し
7つ目は、仲良しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは性質そのものを表しているのに対し、「仲良し」は「親和性が高い」というそのものを表しているニュアンスがある。ある人と人との結びつきの強さを表現できる。
調和
8つ目は、調和です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
この机はインテリアと調和するといった場面で使用する。親和性よりもカジュアルなニュアンスがあるが、堅い場面でも使用することがある。
釣り合い
9つ目は、釣り合いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
両者のバランスを示す言葉です。大きさや重さを示すこともありますが、付き合いが相応であることを表すこともあります
馴染み
10個目は、馴染みです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この色とこの色は馴染む」といった場面で使用することができる。親和性よりもかなりフランクなニュアンスがある。
親和性の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- マッチ
- フレンドリー
- リプレイス
- ハーモニー
- バランス
- シンフォニー
- affinity
- compatibility
- friendship
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が親和性の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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