指針の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、指針の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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指針とは? そもそもどんな意味か?
まずは指針とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
進むべき方向性を示すもの
—
一般的・標準的なやり方はこれであるという「手引き」や「ガイドライン」のような役割のこと
—
何かをする上での目標やしるべとなるものを指します。
意味を全て見る
- 物事を進めるための方針を表します
- 物事を進めていくうえで、よりどころとなるような考えのこと。
- 時計など各種計器類につけられた針、向かうべき方向を示す大方針としても使います。
- 物事を進めるべき方向や、それについての基本的な考え方のことです。
- 物事を進める上での頼りになるものという意味
- 行うべきことのおおまかな方向性を意味する。
例文
つづいて、指針を用いた例文を紹介します。
基準を定めるか、または行動を決定する際の指針となる綿密な計画か説明が必要です。
会社としての指針が分かりにくいので、しっかりとした方向性を示してほしい。
例文を全て見る
- その作業の指針を説明してくれるよう頼んだが中々思った通りにならなかった。
- 分かりやすい指針があったおかげで、滞りなく新人指導を進めることができた。
- もしも何か判断に迷ったときは指針を思い出しください。きっと手がかりになります
- 社員は、その会社の指針に従って、自分の仕事を進めていくものだ。
- 今後の会社が発展していくためにはどうするべきかの指針を示した。
- 古典と呼ばれる書には、人生の指針となる言葉がちりばめられています。
- 癌治療ガイドラインは、日本癌学会が示す、がん治療の標準的な治療の指針となるものです。
- 総理、このたび異次元の少子化対策を行う、とのことですので、各省庁に具体的な案を出させるための指針を示していただきたい。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
物事を進めるうえで頼りとなるものではない場合にこの表現を使用してはいけません。
—
会社においては、社員全員が行動する時に実現すべきことという意味になります。
—
時計などの物理的な意味での針をさす「指針」と、向かうべき方向性や方針を意味する「指針」という二つの意味があります。
注意点を全て見る
- かっちりとした響きを持つ語であり、カジュアルなシーンにはあまり向いていないです。
- 軸となる物事を表現した言い換えが望ましいです
- 時計や、磁石盤などにつけられたメモリを指示する針のことにも使われる。
- 「週刊誌には、人生の指針となる言葉が毎週のように述べられています」のような使い方は違和感があります。人生の指針となる言葉は、簡単には得られないからです。
- わが課の今期の活動指針は、営業売上の前期比、前同期比110%、今期計画100%を達成することであるという表現は違和感があります。指針は一般的な方向性を示すもので、目標やノルマなど具体的な数値目標がある場合、指針という表現は適切ではありません。
- 行うことの方向性を示すものであり、細かな具体案に踏み込むというニュアンスはないので注意する。
ビジネスで使える丁寧な指針の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
指標
まずは、指標です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を判断したり、評価したりするために、目印となる物のことを意味する。物事に価値をつける際に基準となる要素に対して使う。
方針
2つ目は、方針です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事について自分で考えたり、決めたりした方向性のこと。指針と比べて、外部から受ける度合いが比較的小さい。
方向性
3つ目は、方向性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりもさらに具体的な事例から遠くなるニュアンスがある。あまり大げさでない業務について使用するのが適切である。
基準
4つ目は、基準です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「指針」ほどは堅苦しさがなく、よりやわらかなニュアンスを感じさせます。汎用性が高いので、ビジネスからカジュアルまで多様なシーンで活用しやすいです。
理念
5つ目は、理念です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
企業や組織が掲げる方針や信条を言い表す時に用いられます。従業員や所属者に向けた内的なものを表すニュアンスが強いです
ガイドライン
6つ目は、ガイドラインです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ルールや法律、規程などの守るべき事について、どう行動したらいいかを記したもの。物事の判断基準になるもの。
指数
7つ目は、指数です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
規準になるものの値のことで、それに比べて他のもの、または他の時期とどう違うかなどを表した数値のこと。
生活信条
8つ目は、生活信条です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
日常生活やビジネスの上で、正しいと信じて実践している行動という意味です。自分の行動の基本となる考え方です。例えば、挨拶はきちんとして助けられたお礼を言うことが生活信条だ。
生活心得
9つ目は、生活心得です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自身の考えや行動の基本とするもののことです。生活でのたしなみなどを言います。例えば、海外では日常での生活心得も違うので注意が必要だ。
インデックス
10個目はインデックスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「それらの前後の背景に伴うすべての主要な語のインデックス。」などといった、指数、指標などの表現に使用することがおすすめです
指針のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
目安
まずは、目安です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
目標となるもので、おおよその基準。はっきりとしたものでなくて、「大体これくらい」というような、おおよその目標や、ひとつの段階。
ガイドライン
カジュアルの2つ目は、ガイドラインです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
政治や業務などを具体的に運用する際に守られるべき指針や手引き、などの表現に使用することがおすすめです。
方向性
つづいて、方向性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分たちがこれから「このような形で進めていく」という事を示したもの。具体的なものでなくて、少し漠然としものという印象。
見通し
4つ目は、見通しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達に話す言葉で「この作業の指針」というのは不自然な言い方です。「この作業の見通し」と言えば、よく伝わります。
人生訓
5つ目は、人生訓です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人生とは何かや人生とはどういうものか、人はどう生きるべきかなどに関した考え方です。人としてのどう生きるべきかを説いた感じです。例えば、人生訓となる素敵な言葉を偉人から見つけた。
モットー
6つ目は、モットーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
心掛けている目標や行動の方針を意味する言葉です。座右の銘として使われてます。例えば、自分のモットーは決して人を裏切らないことです。
手がかり
7つ目は、手がかりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より話し言葉的なニュアンスを強く感じさせる言い方です。語感がやわらかで、日常的な会話文にしっくり馴染みます。
目標
8つ目は、目標です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
行動する時に、実現や達成を目指す水準のことを意味する。何かを行う時に、最終的に到達する場所などに対して使う。
指数
9つ目は、指数です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「比較指数を用いた簡便な算出法。」などといった、知能や物価などの変動するものの目印となる数字、などの表現に使用することがおすすめです。
ポリシー
10個目は、ポリシーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達同士の間などで、「ビジネスを進めるうえでのあいつのポリシーは顧客第一を何よりも大事にするということだろう」などのように使うのがおすすめです。
指針の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ガイドライン
- インデックス
- ポリシー
- バイブル
- guidelines
- motto
- rules of life
- credo
- life lesson
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が指針の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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