所見の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、所見の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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所見とは? そもそもどんな意味か?
まずは所見とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
あることに関する意見や考えのこと
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見たことによって生じた判断や意見
—
観察結果や専門的な判断
意味を全て見る
- 見た事柄のこと。見た結果下される判断や、それに対する意見のこと。
- あるものを見て、考えて出した結果
- 根拠に基づかない見方を表します
例文
つづいて、所見を用いた例文を紹介します。
医師の所見では、私の病気は完全に治るものではなく、うまく付き合っていく必要があるらしい。
彼のけがについて、医師の所見では1か月程度の治療が必要と言うことである。
例文を全て見る
- 彼はさまざまな検査を行った結果、医師の所見によると、症状は安定している。
- 体の調子が悪いので医師から所見を聞くために、精密検査を受けることにした。
- 医師の所見ではレントゲンだけでは不十分なので、精密検査をした方が良いとのことだった。
- この件について、私の所見では一時の感情から起こった行動ではないような気がします.
- この議題に関する私の初見は、さきほど話した通りで、皆さんの意見をお聞きしたいです。
- 医学的な所見からすれば、患者の病状、検査結果から、この患者は緊急入院の必要性があります。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
学校や病院以外の日常ではあまり使用されない。
—
専門家による意見というニュアンスがあるので、素人の意見に使うと違和感があります。
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個人的な感想や推測と混同しないよう注意。
注意点を全て見る
- 個人の感想や印象を表す言葉です。自分の感じたことや見たものに対する主観的な意見を述べる際に使います。
- 「所見」は見た事柄という意味合いの言葉だが、似た言葉で「初見」という言葉があり、そちらは初めて見ることを指し、意味合いが違ってくるので混同しないように注意が必要。
- あくまで主観であることを示す時に用います。
- 「この意見は私の所見です」という使い方は、意見と所見が同じ意味になるので二重表現になりおかしい。
- 「この小説を読んだ所見からすれば、主人公のおかれている境遇に同情します。」という表現は、所見という言葉の使い方に違和感があります。この文章では、小説の主人公に関する自分の感情を述べているのであって、所見という考えた結果を見出したレベルではないため、「感想」と言い換えるのが適当です。
ビジネスで使える丁寧な所見の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
見解
まずは、見解です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
見方や考え方を表すときに用います。どちらかと言えば、権威や知識がある立場の方からの意見を表すときに用いられることが多いです。
見識
2つ目は、見識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事に対しての考えや意見のことを「見識」、物事を見て下した判断のことを「所見」という。「所見」はより改まった場面で使用される。
意見
3つ目は、意見です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「所見」は見たうえでの判断や考えのこと、「意見」はより深く頭の中で考えをめぐらせた結果を指す場合が多い。
考察
4つ目は、考察です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
所見は、あるものを見て考えて出した結果を表し、考察とは、様々な条件を考えて深く調べて、時間を費やして所見をまとめるという意味です。英語で言えば、CONSIDERATIONになり、所見より念を入れて、熟慮したというニュアンスを強調する場合に、おすすめのワードです。
評価
5つ目は、評価です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「所見」は客観的な観察の判断に対して、「評価」は具体的な価値判断を意味する。目標達成度や成果を判断する際に用いる。
診断
6つ目は、診断です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
診断は所見より詳しく調べ、データに基づいて判断するというニュアンスがあります。基本的には医師が医学的見地に基づき判断するときに使います。
所見のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
意見
まずは、意見です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「所見」は専門的な観察や判断に対して、「意見」は個人の考えや立場を示す。自分の立場や考えを表現する際に用いる。
意思
カジュアルの2つ目は、意思です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ものごとを見たうえでの判断や考えのことを「所見」、何かをしようとするときの気持ちのことを「意思」という。
考え
つづいて、考えです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ものごとに対してあれこれと思いをめぐらすことを「考え」、ものごとを見て判断することを「所見」という。
判断
4つ目は、判断です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かについて考え、何かの結論をだした時に使われる印象がある。二つの選択肢があり、どちらかを選ばなければいけない時におすすめです。
見た感じ
5つ目は、見た感じです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
少し見て感じたことを指す。何かを見た後の感想を聞かれた際に「見た感じだと悪くなかったけど」というような使い方をするのがおすすめ。
見たところ
6つ目は、見たところです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
パッと見たところ、などの意味で用いられます。深く調べる前の段階で第一印象やインスピレーションを優先する場面に適した言い換え言葉です。
見方
7つ目は、見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「見方」は個人の主観的な視点や考え方を指し、「所見」は専門的で客観的な結論や意見を指します。同じ出来事に対して異なる人が異なる「見方」を持つことがありますが、「所見」は通常、専門的な知識や情報に基づいて形成されます。
感想
8つ目は、感想です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「所見」は専門的観察に対して、「感想」は個人の感じたことや思いを表す。カジュアルな場での個人的な意見を述べる際に適している。
確信
9つ目は、確信です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
所見は、あるものを見て考えて出した結果を表し、確信とは、自分が正しいと思う自分のゆるぎない信念を意味します。自分の深い思い、気持ちが込められている所見を強調する場合におすすめのワードです。
主観
10個目は、主観です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「根拠に基づかない単なる個人の見方」を示す時に適した言い換え言葉です。
所見の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- オピニオン
- ジャッジ
- コメント
- スタンス
- opinion
- view
- comment
- insight
- findings
- diagnosis
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が所見の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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