周知の事実の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、周知の事実の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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周知の事実とは? そもそもどんな意味か?
まずは周知の事実とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
すでに世間に知れ渡っている実際の事柄のこと。
—
世間一般に広く知れ渡っていること。 また、広く知らせること。
—
みんなが知っていること
意味を全て見る
- あえて伝えたり知らせたりせずとも、たいていの人が知っている事。
- 広く知られた事実のこと。
- 世間の誰もが知っていいること
- 多くの人が知っている一般的な事実や情報のこと
例文
つづいて、周知の事実を用いた例文を紹介します。
たばこを吸う事、またその煙を吸ってしまう事は身体に悪い影響を及ぼすことは、周知の事実です。
公式にアナウンスされた訳ではないが、あの人が会社を辞めるのは周知の事実だ。
例文を全て見る
- 来年から法律が変わる事はテレビで沢山報道されているので周知の事実だ。
- あの社長と新人秘書がデキているのは、この職場では周知の事実だ。
- 天才がその存命中に名をなすことはめったにないということは周知の事実である。
- お店のものを盗んではいけないのは、誰もが知っている周知の事実である。
- みんなも知っている通り、彼女があの大学に入るのは周知の事実だ。
- 彼と彼女が結婚を前提に交際していることは、既に周知の事実となっている。
- あなたが努力をしていたことは周知の事実です。みんな応援しています。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
不確定なことや、根拠が曖昧だったり、自分だけの思い込みなどで「周知の事実」と言い切ってしまうと、相手を混乱させてしまうと思います。
—
周囲に知れ渡っていない場合には使いません
—
必ずしもきちんと説明された訳でなく、噂で広まったというニュアンスを含んでいる
注意点を全て見る
- 事実かどうか不明な時は「噂になっている」のような言葉を使うと良いです。
- 「誰もが知る周知の事実だ」というような使い方は、「頭痛が痛い」のような重複の違和感を感じます。
- 友達との会話に使うには固すぎる。
- 日常会話などではあまり使わない。また、主観的な意見や推測などに対しても使わない。
- 話題の対象になっている人のことを知っていても知らなくても使える。
- 一部の人しか知らないのに使うと大げさだと思います。
ビジネスで使える丁寧な「周知の事実」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
公然の事実
まずは、公然の事実です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多くの人が既に知っているという事柄のことを意味する。特に、隠しておらず、不特定多数の人が知ることができる状態になっているような物事に対して使う。
常識
2つ目は、常識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一般的に共通して知られている事が「常識」で、「周知の事実」は常識ほどではないが広く知られている状態です。「書類の書き方はみんな知っている常識だ」のように使うと良いです。
周知のこと
3つ目は、周知のことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
周知のことの方が文字から見ても周りの人たちが知っていたことが分かると思います。ニュアンス的には軽い感じがします。
万人の知るところ
4つ目は、万人の知るところです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
知らない人はいないというような事柄のことを意味する。既に、多くの人が知っているというような話題や事柄に対して使う。
暗黙の了解
5つ目は、暗黙の了解です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
暗黙の了解には、言葉にはできないが暗に広まるという若干のネガティブなニュアンスが含まれている点が周知の事実とは違う
既成事実
6つ目は、既成事実です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
既成事実は周知の事実よりも固い印象があり、当事者の意思とは関係なく結論が出てしまったようなニュアンスがある。
公になっている
7つ目は、公になっているです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
世間に広く知られている状態が「公になっている」で「周知の事実」と意味は同じです。「起こした不祥事が公になっている」のように使うと良いです。
皆様が既にご承知の通り
8つ目は、皆様が既にご承知の通りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「周知の事実」と言い切ってしまうと、「知ってて当たり前」「そんなことも知らないのか」と威圧的な印象もあるが、言い換え語は少しやわらかい表現。
一般常識
9つ目は、一般常識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある一定の社会やその構成員において、一般的であると理解されている常識のことという意味合いで同じようなシーンで使用できます。
周知の事実のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
常識
まずは、常識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多くの人が当たり前だと感じるような事柄や行為などのことを意味する。社会で当たり前とされていて、ほとんどの人が迷うことなく、そのように行動したりすることに対して使う。
知らない人はいない
カジュアルの2つ目は、知らない人はいないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達などに「周知の事実」を「常識」よりもさらに砕いて説明する時に「知らぬものはいない」を使うのがおすすめ。
知ってて当たり前
つづいて、知ってて当たり前です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「周知の事実」よりも、少し相手を馬鹿にするような印象があります。特に相手が知らなかった場合に、相手が悪い印象を受ける言葉です。
当たり前のこと
4つ目は、当たり前のことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
周知の事実は狭い範囲内での共通認識を指す印象があるが、当たり前のことは、常識や慣習などより広い範囲の事象を指す印象がある。
皆さんご存知
5つ目は、皆さんご存知です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
もう既に多くの人が知っている事柄と言う意味になる。その場に集まった人は、みんな当然知っている事柄などに使う。
みんな知ってること
6つ目は、みんな知ってることです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
みんな知ってること、は形式ばっておらず、相手に気楽に聞いて欲しい時に適した表現。ビジネスの場には不向き。
公知
7つ目は、公知です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「公知の事柄」などといった、世間一般に広く知られていること、周知などの表現に使用することがおすすめです。
周知の事実の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- コモンセンス
- ファクト
- オーソドックス
- know
- well-known fact
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が周知の事実の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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