その他の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、その他の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
その他とは? そもそもどんな意味か?
まずはその他とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ある集団において、指定された多数のグループを除いたときに残るグループを指す。
—
あらかじめ決められていた枠組みに合わない物事
—
あるものに加えて違うものもある
意味を全て見る
- いまあるものではない、他の何を示す。 また、他にもあるいくつかのものをまとめて表している。
- それ以外のもの、また、それ以外のこと。
- 前に述べたものを除いたもの、それ以外のもの。
- 追加的な不特定の寄せ集め。 他にも似たようなものがあるという意味。 それ以外のもの、また、それ以外のこと。
- 伝える必要があったり記述すべきいくつかの主要な事柄を伝えたあとに残った、意味合いは主要なことと共通しているが比較的重要視されていないこと。
- 予備や余分として扱われる物事を示します
例文
つづいて、その他を用いた例文を紹介します。
我が社の社員の通勤手段は電車かバスがほとんどで、それ他はほとんどいない。
お手数ですが、その他の部署の人達も、社内清掃の協力をお願いいたします。
例文を全て見る
- 説明は以上になります。質問などその他諸々は後程うかがいます。
- 駅には京急線や市営地下鉄で乗り換えなしで行けますが、その他バスの使用なども可能です。
- 持ち物は、筆記用具、時計となります、その他何か質問ある方はいますか。
- この問題は3点の問題ですが、その他の問題は各2点の問題になります。
- その他の情報は、ここでは割愛させていただきます。気になる方は、後で直接お尋ねください。
- A案が良いかB案が良いかをたずねるアンケート調査を実施したが、その他の答えを記載する人々も多かった
- 日本の伝統芸能といえば歌舞伎や落語が有名だが、その他にも様々な種類のものが存在する。
- 私は、主にポップスを聴いてますが、その他にもクラシックも好きでよく聴きます。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
人や物事など問わず幅広い場面で使えるが、人に使う場合にはやや無礼な表現になるので注意が必要である。
—
事務的な言葉のため、シチュエーションに合わせて言い換えるのが親切です
—
2つの意味があるので使い分ける際に注意。
注意点を全て見る
- 口語ではあまり聞かないようなイメージがある。書き言葉で多く見られる印象。
- 詳しい情報をぼかす言い方なので、「雑だな」「曖昧だな」と思われる可能性があることを念頭に置いておくことが、注意点です。
- その他という表現はシチュエーションによって意味が変わりやすく、伝える側と読む側の解釈にずれが発生しやすいです。
- 「その他」という言葉は「複数の例を挙げる」という前提で「他にもこういったものがある」という例を示すためのものである。サンプルの数が少ない項目で「その他」を使うのは、人によっては違和感を覚えるかもしれない。
ビジネスで使える丁寧なその他の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
自余
まずは、自余です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
非常に古くフォーマルな表現であり、若い相手には伝わらない可能性がある。文章などで使うさいにオススメ。
それ以外
2つ目は、それ以外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「既に主張した項目とは別に存在する」ということを強調するため、「その他」を使うよりも「この後に主張する項目・特徴も、相手が強く主張したいことである」というニュアンスを含ませることができる。
云々
3つ目は、云々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語の方が、「詳細を述べたくない」「はっきりさせたくない」という気持ちが強いところが、ニュアンスの違いです。社内での会話におすすめです。
諸々
4つ目は、諸々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
正確かつ簡潔に話したい場合や時間の制限があり早めに会話を終わらせる必要がある際は、「その他」を使うと他に何があるのかの内容を話さなければならない為、内容の省略ができる「諸々」がおすすめです
他多数
5つ目は、他多数です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その他は数自体は多いのか少ないのかわからないけれど、他多数は少ない数ではなく多い数という印象を強くする。
等々
6つ目は、等々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その他は書き言葉で多く見られるし、話し言葉にすると読み方が変わるが、等々は話し言葉書き言葉両方に使え、読み方が変わることはない。
付随
7つ目は、付随です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
本題となる物事に関係している事柄を示す時に適切です。話の広がりがある場面や関係する要素が様々である場面に適しています。
別個
8つ目は、別個です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他と切り離された、別のもの、他と切り離して、それ独自という意味合いというニュアンスの違いがあります。別個に会見するなどの言い回しにおすすめです、
別枠
9つ目は、別枠です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
定められたものとは別に設けられた範囲や、基準のことというニュアンスの違いがあります。正規の設定とは別に設定したものにおすすめです。
余白
10個目は余白です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
余分な物事を表しています。もしくは目的に応じて、ゆとりや余裕を持たせていることを示す時にも適しています
その他のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
残り
まずは、残りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ややカジュアルな表現であり、人や物などに使える。雑に扱っているような雰囲気を与える可能性があるので、人に使う際には注意が必要である。
あとは
カジュアルの2つ目は、あとはです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「その他」より自然な印象になることと、ビジネスでの会話に比べ会話をしながらその後の内容を考えている場合も多いので、伝えるべき次の内容がすぐに出てこない際に使う事をお勧めします。
あぶれもの
つづいて、あぶれものです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
枠組みから溢れてしまった物事を表しています。少なくとも良い意味の言葉ではないため、虐げるような場面にものみ用いられます
エトセトラ
4つ目は、エトセトラです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語の方が外来語のカタカナ表記で、垢抜けていてスタイリッシュなイメージがある点が、ニュアンスの違いといえます。同僚との会話におすすめです。
おまけ
5つ目は、おまけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
付録を表すときに用いられますが、受け取り方によってはあまり感じのよい言葉ではないため、冗談の通じる場面には有効です
それ以外
6つ目は、それ以外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
この言葉が指し示したものの他を表現する場合に、使用されるものというニュアンスの違いがあります。指し示したものの他を表現する場合に使用するのにおすすめです。
とか
7つ目は、とかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その他は少し堅苦しい印象を与えるが、「〇〇とか」は気軽に使え、話し言葉の中で組み込みやすい。
などなど
8つ目は、などなどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語の方が、口語的でよりカジュアルな雰囲気がある点が、ニュアンスの違いと言えます。友人との会話におすすめです。
云々
9つ目は、云々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その他はどちらかというと公的場面で多く見られるが、云々はどちらにでも使えるし、若干マイナスの場面で使われることが多い印象
外野
10個目は、外野です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
主に人に対して用いる。集団外の人たちに対して用い、やや攻撃的、自嘲的なニュアンスを含むので日常で使うには注意が必要。
その他の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- エトセトラ
- アナザー
- アンノウン
- マイナー
- Others
- not together
- else
- etc
- and so on
- another
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がその他の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント