大変だったの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、大変だったの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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大変だったとは? そもそもどんな意味か?
まずは大変だったとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
精神的に、または身体的に、自分なりに頑張ったということ。
—
自分が最初に想定していたよりも、ものごとを達成するのに時間が掛かった、何回もやり直したなど、思い通りに行かなかった状態を表す
—
困難を経験した過去の状態。カジュアルに表している。
意味を全て見る
- 苦労や手間が多大だった。苦労や労力が並大抵ではなかった。
- とても厄介なことに巻き込まれて疲れたという意の表現。
例文
つづいて、大変だったを用いた例文を紹介します。
締め切り前に急な変更が重なったので、調整するのがとても大変だった。
先方がもう他の企業と契約を決めていたので、それを説得して我が社と契約してもらうことは大変だった。
例文を全て見る
- 初めての一人暮らしは家事全般をすべて自分でやらなければならないので、慣れるまで大変だった。
- 終業時間直前にいらしたお客様からの理不尽なご指摘の対応をせねばならず、とても大変だった。
- 昨日は終電を逃してしまい大変だった。
- 最新ゲームのガチャを何回も引いたけど、なかなか出て欲しかったアイテムが出なくて大変だった。
- 今日は一日じゅう、まったくもって予定外の業務に忙殺されて大変だった。
- 運動会の準備は、結構大変だった。もっと大勢の人で手分けしてやればよかった。
- お仕事お疲れ様です。大変だったね。ゆっくり休んでくださいね。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
話言葉で使うことに違和感等はないものの、くだけた表現にも見えるためビジネスシーンでの書き言葉にはあまり向かない。
—
無理をする、とはまた違うので、自分なりに頑張ったという解釈。
—
比較的カジュアルな語感なので、非常に改まった場面で使うと、少し稚拙で違和感があると思う人もいるかもしれません。
注意点を全て見る
- 他人がそれを聞いても大変に感じない場合、聞いている人には大変さが伝わらない
- 相手のためにしてあげたことに対して、大変だったと言うと少し失礼な言い回しになってしまうので注意が必要。
- 困難に対する度合いは人それぞれなので、どのくらい大変だったのかは把握する必要がある。
- フォーマルさは少し薄いため、目上の人には辛いことがあって苦労したということを丁寧に伝える上では不適である。
- なにか物事が終わってから色々と励ますイメージで使ったり物事の終わりに使うことが多いです。
- どちらかと言うと口語的な響きを持つ表現であり、フォーマルな文書で使うと違和感があります。
- 「大変だった」というのは主観的な感想であり、客観的ではない。
ビジネスで使える丁寧な大変だったの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
艱難辛苦だった
まずは、艱難辛苦だったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
辛く苦しいことだったということを、改まった雰囲気の四字熟語を交えて示している。「お偉いさんに終始見られるなかで、業務を進めるのはまさに艱難辛苦だった」という風に、余計なプレッシャーがかかった業務のことを語る上で重宝する。
疲弊した
2つ目は、疲弊したです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を行うときにとても疲れてしまうほど大変だったときに使うことが多いです。「今回の件で疲弊しました。次回はこうならないようにしていきます」という感じで使ったりします。
修羅場だった
3つ目は、修羅場だったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
激しい戦いや言い争いが行われる場に居合わせてひどい目に遭ったということを示しやすい。「犬猿の仲にある部長と課長がいる部屋に入ったが、とにかく修羅場だった」という風に、緊張感の張りつめた空間に身を置いて、精神的に疲れを感じたということを明かす上で用いたい。
困難だった
4つ目は、困難だったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より堅苦しいニュアンスを帯びた言い方であり、ビジネス現場などの畏まったシーンで使うのには適しています。
厳しかった
5つ目は、厳しかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
厳しかったは、大変だったに比べて堅い言い回しです。また、そのものごとがやる前から達成ができない可能性が高い状態であるというニュアンスを含んでいる。
激務でした
6つ目は、激務でしたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードの方が広い範囲の対象に使えて、言い換え語は「仕事」や「任務」が大変だった、と対象が限定されます。社内での会話におすすめです。
苦労した
7つ目は、苦労したです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードよりも少しだけ小難しい言い回しでありますが、こちらも相手を選ばずに使える言葉で、1人だけで取り組んだ事柄に対して使うとより良いです。
苦戦した
8つ目は、苦戦したです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
少しかしこまった言い回しで、相手を選ばず使える言葉なので、職場でもプライベートでも使いやすいです。競争相手がいる時に使うとよりおすすめです。
一大事でした
9つ目は、一大事でしたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
やや格式ばったニュアンスを持っているので、「大変だった」よりもフォーマルな文書内で使うのに適しています。
てこずりました
10個目はてこずりましたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードの方が幅広い文脈で用いることができ、言い換え語は「処置に困った」「解決に手間取った」というようなニュアンスなので、「大変」の性質がより具体的に示されています。社内での会話におすすめです。
大変だったのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
疲れた
まずは、疲れたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「もう疲れたよ?!」という感じで大変だったことを言うイメージです。疲れたという言葉でとても大変だったのだとわかります。
難しかった
カジュアルの2つ目は、難しかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大変だった」と意味的にはあまり変わらないが、「難しかった」の方がその案件について成功したような言い回しの雰囲気がある。
死ぬかと思った
つづいて、死ぬかと思ったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
これは大変の度合いがかなり高い時におすすめ。度合いが高くなくても、軽い気持ちで死ぬかと思ったと言うこともある。かなりフランクなニュアンス。
恐ろしかった
4つ目は、恐ろしかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
恐怖を感じたということを示す表現である。「いつも通りに駅に向かっていたら、あの事故に巻き込まれていただろう。そう思うと、本当に恐ろしかった」という風に、何とか危機を免れたという安堵とともに、行動を少し誤れば惨事に巻き込まれたかもしれないという恐怖を覚えているということを友人や同僚にアピールする上で便利である。
やばかった
5つ目は、やばかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードと比べて幅広い意味を含むふわっとした言葉なので、「掛けた労力やばかった」など、何がやばかったのかを必ず説明すると良いです。
ムリゲーだった
6つ目は、ムリゲーだったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ゲームを例にクリアできない目的があった際に使うため、よりカジュアルな言い回しになる。ものごとの達成可能性は低いかもしれないが、ゼロではない。オススメな使い時は、友達との会話やSNS投稿などフランクな会話、文章での使用です
ハードだった
7つ目は、ハードだったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードの方が一般的な響きで、言い換え語は英語由来のカタカナ語なので、軽妙な雰囲気、カジュアルな雰囲気をより強く感じます。同僚や友人と雑談している際に使うのがおすすめです。
しんどかった
8つ目は、しんどかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大変できつかったときに「しんどかった」と使います。きついことを伝える言葉で大変だったよりももっと大変なイメージです。
きつかった
9つ目は、きつかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
苦しさを大いに感じる出来事を味わったという意の、ありふれた表現である。「渋滞に巻き込まれて三時間も帰りが遅くなり、きつかった」という風に、疲労困憊になったことをアピールする上で有益である。
えぐかった
10個目は、えぐかったです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードに比べると、どぎつい状況であったことを伝えたい時は「えぐかった」を使います。親しい友人間のやり取りで使うのがオススメ。
大変だったの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ヘビー
- ハード
- タフ
- wow!
- It was tough.
- I’m very tired.
- hard
- had trouble
- had difficulty
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が大変だったの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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