大変なことの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、大変なことの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
大変なこととは? そもそもどんな意味か?
まずは大変なこととはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
困難で忙しく、厳しいさま
—
よほどのこと。由々しきこと。
—
悪い影響が出る事件という意味
意味を全て見る
- 一大事、労力や手間がかかること
- 苦労などが並々でないこと。
- 重大性が高く深刻な事態
- 物事が重大であること。
例文
つづいて、大変なことを用いた例文を紹介します。
それはそれは大変なことですが、応援していますので頑張って下さい。
その仕事で大変なことは、人間関係をよりよくするためのコミュニケーションです。
例文を全て見る
- 彼の行った行動の影響で、うちにとっては大変なことが起こってしまった。
- 仕事には、大変なことや辛いことが多くあるのが普通なのだが、理解できないらしい。
- 夏休みの宿題をサボったばかりに、夏休みも最後の日に大変なことになってしまった。
- 私がシフト通りに出勤しなければ、職場はきっと大変なことになるだろう。
- 私事ですが、身内に大変なことがあり、しばらくお休みをいただくことになりました
- 大変なことが起こったと血相を変えて飛んでいったが、大した怪我ではなかったのでホッとしました。
- 営業から聞いたんだが、どうも大変なことになったらしい。一桁間違って請求してしまったようなんだ。
- もし彼の話が本当だとしたら、それは大変なことであり、今すぐ対処が必要だ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
他人事になりやすい。軽い印象を受けることがある。
—
苦労などが並々である場合にこの表現を使用してはいけません。
—
名詞として成り立っているので、文章の流れを読み、前後の言葉の選択に気を付ける。
注意点を全て見る
- 悪い影響をもたらすような物事に使う。
- 普通の程度を超えているさまを表わし、特に自分にとってマイナスの物事の場合に多く使われる。
- 物事が重大であることに対して用いる。
- 文章によって言い換えると印象が変わります
- 曖昧で守備範囲の広い言葉なので、誤解を生みたくない場合は意味を限定する必要があります。
- あまりいい意味では使わず、回復不能なとんでもない出来事、と言った意味で使われる。
- 基本的に、ネガティブな場面で使われることの方が多い。
ビジネスで使える丁寧な大変なことの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
えらいこと
まずは、えらいことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
感情が前に出ているので、どうしようという混乱ぶりまで伝わる表現で、仲間内などで使用される。相談を持ち掛けて意見をもらいたい時などのきっかけとして使うと最適。
よほどのこと
2つ目は、よほどのことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなり特別なこと、相当な程度であることという意味で用いられ、彼が怒るなんてよほどのことがあったのだろうなどのフレーズにおすすめの語。
一大事
3つ目は、一大事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
仏がこの世に出なければならなくなった、根本の事情から転じて、放置できない重大な出来事という意味でおすすめの語。
喫緊の課題
4つ目は、喫緊の課題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
すぐさま対処しなければならないという前提はおさえつつ、あくまで対処可能な課題であると捉える言い回し。
重大事項
5つ目は、重大事項です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある程度ポジティブな意味合いも含めた言い回しに置き換えることで、それを忌避したい気持ちを薄めることが出来る。
深刻な事態
6つ目は、深刻な事態です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
感情が前面に出てこないので、やや抑え気味の叙述になっている。その分、上司などへの抑えの利いた報告などに最適。
大問題
7つ目は、大問題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、起こった物事がとても悪く、大きな影響を与える問題であることを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われます。
不適切事案
8つ目は、不適切事案です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ルールや規則に反する出来事を表します。特に対外的に悪い影響を及ぼすような物事を指摘する場面に有効な言い換えです
憂慮すべき事態
9つ目は、憂慮すべき事態です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
非常に心配である状況、非常に不安な状況、などの意味の表現。問題であると考えるべき、行く末などについて心配すべき、憂慮する必要がある、といった意味の言い回し。
由々しき出来事
10個目は由々しき出来事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、その行動が原因で起こってしまったとても悪い出来事のことを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われます。
大変なことのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ヤバい
まずは、ヤバいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だいたいの事はヤバいで会話は成立するようです。意味合いもそれほど変わりません。
すごいこと
カジュアルの2つ目は、すごいことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大変な事は辛い意味合いも感じるが、すごいことは辛い面はあまり感じない。プラス面はすごいことのほうがよく出る。
ただごとではない
つづいて、ただごとではないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
普通のことではない、一大事である、というニュアンスを、差し迫って緊迫した雰囲気で伝えたい場合におすすめなのが、言い換え語の表現です。
とんでもないこと
4つ目は、とんでもないことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
思いがけないこと、意外なこと、もってのほか、滅相もないなどの意味で用いられ、想定外のことに使うのがおすすめの語。
まずいこと
5つ目は、まずいことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同僚同士の会話としてよく使用される表現で、緊急の対応が要求されるという意図まで伝わる表現。すぐ後ろにどういう事態になったのかの説明が続く。
一大事
6つ目は、一大事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大騒動とも言い換えられる言葉で、放置するわけにはいかない大問題や大事件が起きた時に用いると最適です。
災い
7つ目は、災いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人に不幸をもたらす出来事を表し、災難とも言い換えられます。単に不幸や不運とも言い換えられますが、何かしらの力が働いている場面に適しています
事件
8つ目は、事件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
発生した重大な事象を、ひとつの事件であると言い表すことで、インパクトを持たせながら認識を共有出来る。
大波乱
9つ目は、大波乱です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大きな変化や曲折、相場で上昇と下落が大きく激しいことという意味合いの語で、程度が甚だしいさまにおすすめ。
厄介なこと
10個目は、厄介なことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
揉め事や、おさめるのに骨が折れそうなことについて言及したい場合におすすめなのが、言い換え語の表現です。
大変なことの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- トラブル
- シリアス
- クライシス
- パニック
- ディザスター
- no easy matter
- difficult thing
- terrible thing
- hard
- no joke
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が大変なことの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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