多角的な視点の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、多角的な視点の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
多角的な視点とは? そもそもどんな意味か?
まずは多角的な視点とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
さまざまな視点に立って物事をとらえること。
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ひとつの問題を複数の立場からそれぞれ深く考えることを意味しています。 物事を深く考えてみると、様々な可能性が考えられる場合があります。 関連性のある複数の立場について、深く考えを巡らせていくことを「多角的な思考」と表現します。
—
複数の方面にわたる物の見方をすること。
意味を全て見る
- 立ち位置から離れて新たな目線で物事を見るということ。
- 違う人間や立場になったつもりの新たな目線。
- ひとつの物事をさまざまな角度からとらえることを表します
- いくつかの方面にわたっている観点
- 様々な見方・考え方でよく状況を見ること
例文
つづいて、多角的な視点を用いた例文を紹介します。
ピンチに思えても、物事を多角的に捉えてみると、チャンスに切り替えられることがある。
我が社の成長率は鈍化しており、今後は多角的な視点で事業展開・拡大を考える必要がある。
例文を全て見る
- これからの時代は、多角的な視点を持って会社経営を行うことが大事だ。
- これからの企業は、多角的な視点でものごとを見る必要があり、それができないと経営が持続できない。
- トラブルなどの困難に立ち向かうときは、現状を多角的な視点でとらえる必要がある。
- この事案も多角的な視点でとらえると、全く別の感情が湧きあがります
- 多角的な視点なら、さまざまな考え方があることを知ることができる。
- 一方向から見ているだけでは、解決できない複雑な問題です。多角的な視点で眺めてみてください。
- 仕事が上手く行かない理由を多角的な視点から探す必要があると思う。
- これからの世の中は、多角的な視点で物事を見る必要があるので、どんな小さなことでも見逃さないようにしよう。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
「多角的」は一つの物事をいろいろな角度から見ること。多面的とは違う。
—
自分を視点として、多方面に目を向けること」と「あるものごとを、色々な視点から見ること」を指す慣用句
—
いろいろな物の見方があることを、おおざっぱに表現したものであり、詳細は分からない。
注意点を全て見る
- 新たな目線で物事を見る前提がある。
- 立場を変えた第三者の目線でという意味で使う。
- ひとつの物事を異なった視点から見ることを表すので、誤用に気を付けたいです
- 「多面的」と「多角的」は意味も字面も酷似しているが、「多角的」は「それぞれの角度に立つ」という前提で使われている。主観を変えるように、カメラで撮影する位置を上下左右と変えるように、物事を見ていく場合は「多角的な視点」と使いたい。
- 比較的改まったフォーマルな語感のある言葉なので、カジュアルでリラックスした日常会話の場合、もっとくだけた表現が合います。
- 物事などを一つの目線から見るのではなく、色んな目線から見る事で物事がよく理解できるようになる。そういう意味で使われるのが「多角的な視点」です。この言葉はあまり使われない難しい表現なので、意味をしっかり理解した上で使う必要があります。
- 一つの味方に執着するのではなく、柔軟な考え方・見方が必要になる
ビジネスで使える丁寧な多角的な視点の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
様々な角度から見る
まずは、様々な角度から見るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも同じ意味ですが、言い換えのほうが分かりやすく表現されていると思います。「様々な角度から見る事でこの商品の欠点が見えてくるはず」のように使うと良いです。
多様な視点
2つ目は、多様な視点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
先入観や思い込みに左右されない考え方。視点が多く、視野が広いという意味で使う時におすすめ。既存のものにとらわれないこと。
多方面から見る
3つ目は、多方面から見るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも同じ意味ですが、「様々な目線」を「多角的な視点」は「角度」で「多方面から見る」は「方面」で表現しています。「いろいろなお客様がいるので、商品を多方面から見る必要がある」のように使うと良いです。
客観的に見る
4つ目は、客観的に見るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「多角的な視点」よりもより聞き馴染みが多い言葉なので、他者が聞いてもすぐにピンとくる言い換え語と思われる。主観の反対は客観であり、自分以外の視点から見る、ということをすぐに想像させることができる。「多角的な視点」で上手く伝わらない時は、こちらで応用してみるのもありだ。
多種多様な視点
5つ目は、多種多様な視点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
種類や性質、状態、現象などがさまざまである視点という意味で用い、ありとあらゆるという意味で使うのがおすすめの語。
複数の視点に立つ
6つ目は、複数の視点に立つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「多角的」は一つの物事の中で、色々な角度から見る、というニュアンス。「複数の視点に立つ」も似ているけど、対象物が一つのもの、ということはそれほど強調できないかもしれません。
様々な見方
7つ目は、様々な見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物を見る時に、いろいろな方法で見ることを指す。一つの物事に対して、いろいろな方法で見られるとき。
多元的な見方
8つ目は、多元的な見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の要素や根源がいくつもあるという意味合いの語で、要素が多くその根源を変えながら視点を変えるという意味で使うのがおすすめ。
マインドセットを変える
9つ目は、マインドセットを変えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「マインドセット」とは「その人に基づいた価値観や見方」を意味し、ビジネスの中でも使われる。個人単位で使われるが、たびたび組織にも当てはめられて使われる。個人の成長がままならないとか、答えが出ずに会議が進まないとか、組織の中でなにか問題が生じ、進捗が停滞したときの改善方法を提示するときなどに言ってみたい。
多角的な視点のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
目線を変える
まずは、目線を変えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
常識にとらわれない、新しい目線で物事を見る。固定概念を手ばなしている人に、使える言葉だと思う。
色々な角度から見てみる
つづいて、色々な角度から見てみるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
分かりやすくなり、説明するとこのような言葉の言い換えになります。読んで字のごとく、ひとつではない視点の存在に的確な言い換えです
あらゆる目線
つづいて、あらゆる目線です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その領域にある限りの全て、あると考えられる全部の目線や見方のことを指し、わかりやすい単語で伝えたい場合に特におすすめの語。
色々な立場
つづいて、色々な立場です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「多角的な」が、少し改まって文語調すぎると思う場合、より平易で一般的な「色々な」という言葉で言い換えられます。また「視点」も「何かを考えたり論じたりする見地=立場」と解釈して言い換えました。
単一的でない見方
つづいて、単一的でない見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「多角的」という言葉の意味を「一つではない・単一ではない」と解釈するのであれば、言い換え語がおすすめです。また「視点・立場・見地」などの言い換えとして「見方」もおすすめです。
視野が広い
つづいて、視野が広いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一つのもの、限定するのではなく、多くの方面から物事を見ることができる人に使える。また、自分から離れた場所で俯瞰的に判断できること。
いろいろな見方
つづいて、いろいろな見方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一つではなく、様々な方法で見たり、捉え方ができることを指す。人によって違う見解があるとき。
考え方を変える
つづいて、考え方を変えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多角的な視点=見る位置を変える、という部分に重点を置いて、ごく簡単にまとめた言葉。「見方」はつまり「考え方」に置き換えられるので「見方を変える」=「考え方を変える」。考えが凝り固まっている友達に言ってみよう。
多様な立場
つづいて、多様な立場です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
置かれた場所や境遇がいろいろと違うことを指す。ある集団の中に含まれる人のことを説明する時。
遠くから見る
つづいて、遠くから見るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「多角的な視点」は様々な角度から物事を見て物事をより理解しますが、「遠くから見る」は近くで見ていた物事を遠くから見る事で物事の全体が見えてより理解できるという意味です。「遠くから見るとこの絵の感じ方がすごい変わってくる」のように使うと良いです。
多角的な視点の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- ワイド
- マルチアングル
- ダイバーシティ
- multiple points of view
- multifaceted perspective
- diversified standpoints
- various perspectives
- several points of view
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が多角的な視点の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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