携わるの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、携わるの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
携わるとは? そもそもどんな意味か?
まずは携わるとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
何らかのものや事柄と関係を持つこと。
—
ある物事に関係する。従事する。
—
何かのプロジェクトや活動に参加する、関与するという意味です。
例文
つづいて、携わるを用いた例文を紹介します。
私は食品会社で商品開発に携わる業務を担当していたのだが、急に営業担当の辞令が出た。
感染リスクを伴うため、医療に携わる仕事に従事している人は尊敬に値する。
例文を全て見る
- 医療の仕事に携わりたいと思っています。私は食品会社でこの商品の開発に携わっていた。
- 私が次に携わる予定の仕事は面白くなりそうなので、ぜひ見てほしい。
- 島と島を結ぶ橋の建設に携わることで、島民を助けになりたいと思ってます。
- 取引先からの紹介で、ビジネスコンペの運営にアシスタントとして携わる。
- 海外留学の経験がありますので、経験を活かして語学に携わる仕事をしていきたいです。
- 私は入社してから今まで長年このプロジェクトに携わってきたことを誇りに思う。
- 会社の新規プロジェクトに携わるため、いの一番の立候補をする。
- 彼はこの事業に携わっているので、毎日朝早く出勤して作業している。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
関わりがあるということなので、無関係の事柄には当然使えない。
—
ある事柄と接点を持つ、手と手をとりあうさまを表すときに用いる。
—
手を取り合うことや、連れ立つことにも使う。
注意点を全て見る
- 物事に深く関係を持つ時に「携わる」が使われます。なので軽く関係を持つ時は違う言葉に変える必要があります。
- 携わるはビジネスにおいて「自分は限られた人しか参加できない貴重で高尚で有益な活動にも招かれるほど価値のある優秀な人間なんだぞ」とアピールする時に使う言葉でもあるため、「日曜日に家の風呂掃除に携わる」など、社会的ではない行動に使うと違和感があります。
- 何かに関係するときに使うので、自分一人で作業する場合には使わない。
- 携わるは主に仕事に関することに使われる。
- かしこまった言い方なので、あまり親しい人との日常会話では使いません。
ビジネスで使える丁寧な携わるの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
従事する
まずは、従事するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
仕事や活動に携わる事。「携わる」は仕事以外でも使えますが「従事する」は仕事や職務に限定される。「事」は仕事、できごと、要件を意味します。
関与する
2つ目は、関与するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
携わるを使う場合はどちらかというと仕事のプロジェクトなど、社会的かつ有益な活動に対して使います。関与するを使う場合は仕事や社会的活動である必要はなく、ニュースや事件に関わってしまったときなど、より広い対象に使うことができます。
参与する
3つ目は、参与するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あることにあずかり加わること。学識・経験のある者を行政事務などにあずからせるための職。事務・職務に参画する意。
参画する
4つ目は、参画するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
計画に加わることを意味し、事業や政策について実行段階でなく、計画段階から加わるというような状況で使うのがおすすめの語。
関わる
5つ目は、関わるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスとしては同じですが、関わるの方がよりディープに複雑な関係性を持っているような印象を受けます。
参加
6つ目は、参加です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらもある物事に関わる意味ですが「参加」はビジネスとフランクな場の両方使えます。「新しい商品企画の会議に参加する」のように使うと良いです。
拘う
7つ目は、拘うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
関わりあって離れられない状態になるという意味の表現で、普段の口語では使われることが少ないため、堅い表現としておすすめ。
担当する
8つ目は、担当するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
担当するは携わるに比べてより範囲が狭く限定される。携わるは広い範囲で使われるため、仕事のうえでどのような立場かに気をつける。
身を投じる
9つ目は、身を投じるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
身を投じるは、より積極的に行動している場合に使います。暇さえあればその活動に時間を費やし、真剣に情熱的に行うイメージです。それに対して、携わるはそこまでの熱心さを示す言葉ではありません。本業の仕事の傍ら、誰かのサポートとしてや、時間が空いた時に無理のない範囲でその活動を行うようなイメージです。
携わるのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
参加する
まずは、参加するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
参加するの方がより広い対象に使えます。その活動にメンバーとして属しているという意味でより受動的な状態を指します。活動を支えるために働いていなくても、形式的に所属していれば参加していることにもなります。携わるは、その活動において役割を担い、その活動を支え発展させるような行動もして、能動的に貢献している状態を指します。
関係する
つづいて、関係するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
携わるは主に仕事に関すことにつかわれるのに対して、関係するはさらに広い意味でつかわれるため、状況により使い分ける。
関わる
つづいて、関わるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
携わるはよりビジネス向きのフォーマルな表現であり、自分の成果をPRする際に使用できる言葉です。それに比べて関わるは、とても噛み砕いた表現です。成果のPR等の目的に特化した表現ではありません。単に自分と何かが関係しているということを意味します。
関係を持つ
つづいて、関係を持つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何らかの関係性を有するさまをあらわしており、繋がりをもつというようなシチュエーションにおいて使うのがおすすめの語。
仲間に入る
つづいて、仲間に入るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分と同じある物事に関わる人たちの中に入り、共に行動する事が「仲間に入る」です。「同じゲームをしている人たちの仲間に入る」のように使うと良いです。
手伝う
つづいて、手伝うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「携わる」とは違い、自分が関わっていない物事を助ける形で関わる事が「手伝う」です。「運動会の準備が忙しいみたいなので私も手伝う」のように使うと良いです。
勤める
つづいて、勤めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会社などに雇用されて仕事に従事すること。勤務、就労。刑期を全うする。私の父は、数学教師として高校に勤めている、など。
コラボ
つづいて、コラボです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今やとてもメジャーな言葉の一つになったといっても過言ではないと思います。フランクに使えると思います。
携わるの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- タッチ
- パーティシペイション
- エンゲージ
- participate
- join
- take part
- get involoved
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が携わるの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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