得意不得意の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、得意不得意の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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得意不得意とは? そもそもどんな意味か?
まずは得意不得意とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ある物事に取り組むのに長けているか、そうでないかというさま。または、ある人が取り組むのに長けていること、そうでないことを示す。
—
うまくできることと、そうでないこと
—
その人の、得意な事と苦手な事。
意味を全て見る
- 上手くできる自信のあるものとそうでないもの
- 誰にでも得意なことや不得意なことはあるという意味。
例文
つづいて、得意不得意を用いた例文を紹介します。
人間誰しも得手不得手があるんだから、君が絵が苦手なのも仕方ないことだよ。
得意不得意があるのは当然なので、そんなに深く思い悩む必要はない。
例文を全て見る
- クラスメートのみんなに自分の得意不得意を書いてもらって、適材適所で役割を決めたらどうかな。
- 部下にある業務を任せましたが、得意不得意の差があまりにもあるので、少し不安に感じます。
- 人には得意不得意があるので、そのことを理解して相手を尊重するのが大切。
- 人には得意不得意がある。自分の得意なことを伸ばした方が簡単です。
- 人には、それぞれ得意不得意なことがあるものだから、得意な分野を伸ばしていくのが良い。
- 事務仕事の得意不得意を問わず社員を募集したところ、数百人もの応募があり、人事課は大変戸惑った。
- 誰もが得意不得意の教科があるのはわかっていることですが、苦手を克服する努力が必要です
- 人間誰も得意不得意があって当然のこと、何でもできる人はあまりいない
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
漢語を組み合わせた表現で、話し言葉としてはやや堅苦しい印象もあるので、使用するシーンや相手を適切に選ぶことが大事です。
—
やや口語的寄りの表現かなと思うので、厳格な場面で使うと、少し違和感があるかもしれないです。
—
友達との会話に使うには、少し固すぎて不自然になってしまう。
注意点を全て見る
- 言い訳の様に得意不得意を使うのは違和感を感じます。
- 自分で使う場合と、他人が見てそう感じることは必ずしも一致しない。
- 全てにおいて得意と不得意がはっきりしている場合は使いません
- 得意なことは好きなことで、不得意なことは苦手とまでいかないイメージがあります。
ビジネスで使える丁寧な得意不得意の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
得意不得意
まずは、得意不得意です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
得手不得手とほぼ同じ言葉です。どちらかというと、不得意なことに重きを置いた言い回しの時に使います。
メリットデメリット
2つ目は、メリットデメリットです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
サービスやシステムなどに対して使う時は、メリットデメリットの方がニュアンス的にあっていることが多い。
一長一短
3つ目は、一長一短です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人や物事について、良いところと悪いところがあること。長所もあって、短所もあり、完全ではないこと。善し悪し。
凹凸
4つ目は、凹凸です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あまりこれは下手と決めつけたくない時は、凹凸などニュアンス的に丸い言い方をした方が、相手を傷つけず伝わりやすい。
向き不向き
5つ目は、向き不向きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会話においては、「向き不向き」の方が相手にストレートに意味が伝わりやすいです。書き言葉ではなく、話し言葉での使用がおすすめです。
巧拙
6つ目は、巧拙です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
上手であるか、下手であるかということを改まった形で示している。「アイデアの巧拙は問わないから、積極的に発表してほしい」という風に、会議内でアイデアができるだけ多く出るように促したい時に盛り込みたい語句である。
長所と短所
7つ目は、長所と短所です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは「上手にできることと苦手なこと」というニュアンスで、言い換え語は「性質が優れている点と劣っている点」というニュアンスです。社内での会話におすすめです。
得手不得手
8つ目は、得手不得手です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
感情的なニュアンスが含まれない「得手不得手」の方が、よりフォーマルな場にも適した表現で、ビジネスでは活用の機会が多いでしょう。
特手不特手
9つ目は、特手不特手です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「得意不得意」よりも「特手不特手」は日常会話ではあまり聞かない単語なので、人によっては意味が伝わらないこともある。
得意不得意のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
向き不向き
まずは、向き不向きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど得手不得手と同じ意味ですが、少しフランクな言い回しになっています。そしてこれも不向きに重きを乗せています。
できるものとできないもの
カジュアルの2つ目は、できるものとできないものです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「得意不得意」を砕いた言葉という印象なので、「得意不得意」の意味を知らない人に教えるときに使うのがおすすめ。
強みと弱み
つづいて、強みと弱みです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは「上手くできることと、上手くできないこと」というニュアンスで、言い換え語は「優れている点と劣っている点」というニュアンスです。友人との会話におすすめです。
向いてるものと苦手なもの
4つ目は、向いてるものと苦手なものです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より平易で分かりやすい表現です。気のおけない仲間との普段の会話では、堅苦しくない表現に置き換えて使う方がよいでしょう。
好き嫌い
5つ目は、好き嫌いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
得意不得意と言われるとあまり感じが良くないので、友達には、好き嫌いがあると言った方が普通で伝わりやすいです。
上手い下手
6つ目は、上手い下手です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
対義語関係にある二つの表現をより口語的な表現で代用しているため、友人や同僚向けの話し言葉として向いている。「パフォーマンスの上手い下手に関係なく、数々の人が堂々と芸を披露した」というように、何らかの賑やかなイベントのことを友人や同僚に説明する上で使うのがおすすめされる。
善し悪し
7つ目は、善し悪しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
良いことと悪いことを示す。「明日のピクニックの予定は天気の善し悪しに左右される」という風に、状況がどう変じるかが分からない事象に言及する際に役立つ言い換え語である。
長所と短所
8つ目は、長所と短所です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人や事柄に対して、いい部分と悪い部分の事。得意な事と不得意なところだけでなく、性格など内面的なところも含む。
適性
9つ目は、適性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある物事に、性質や性格が合っていることを意味する。入社試験で、その仕事に向いているかどうかを見る時に用いる。
得意なことと苦手なこと
10個目は、得意なことと苦手なことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードの方が簡潔な言い方で、言い換え語の方が長い分、説明的です。「とくいふとくい」という音を聞いて、理解できなかった相手に対して、補足説明する際におすすめです。
得意不得意の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ストロング・アンド・ウィーク
- strong or weak point
- strong and weak
- aptitude
- strong points and week points
- strengths and weaknesses
- strong and weak points
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が得意不得意の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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