執り行うの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、執り行うの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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執り行うとは? そもそもどんな意味か?
まずは執り行うとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
儀式や業務などを実施すること。
—
儀式や式典などを実施すること。
—
儀式的なことを行うという意味で「行う」よりも格式ばった表現である。
意味を全て見る
- 式や祭などを行う、執行する。
- 式典や祭事を厳かに実施するということ。
例文
つづいて、執り行うを用いた例文を紹介します。
その有力政治家のお別れ会を執り行うには、相当な数の警備員が必要になる。
さまざまの抵抗があったものの、その儀式を無事に執り行うことができた。
例文を全て見る
- 会社の記念式典を執り行うにあたって、様々な準備をする必要がある。
- 家を建てる前には必ず地鎮祭を執り行うことが習わしとされています
- 来月は、いよいよみなさんが待ちに待った卒業式を執り行います。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
カジュアルなイベントには使わない。
—
儀式、式典などの大きくて重要なイベントの時でなければ、普段はあまり使われる言葉ではありません。
—
「執り行う」は「取り行う」と書く場合もあるが、「執行」からきていることから、「取り行う」は間違いという説もあるため、「取り行う」は使わない方が無難。
注意点を全て見る
- 非常に格式ばった言い方なので、日常的で平易な会話に使うのには違和感がある。
ビジネスで使える丁寧な「執り行う」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
履行する
まずは、履行するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語は、元のワードと同じくらい格式ばった表現である。ただし、言い換え語には、約束通りに執り行う、というニュアンスが含まれる。
成し遂げる
2つ目は、成し遂げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
・物事などを最後までやり通したり、やり遂げることを意味する。・難しいと言われていた任務をやり抜いた時におすすめ。
実施する
3つ目は、実施するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「執り行う」と比べると畏まった印象がないため、いろんなシーンで活用しやすい表現です。話し言葉、書き言葉どちらでも使えます。
執行する
4つ目は、執行するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは、「執行する」を読み下した言い方である。言い換え語の「執行する」は、元のワードよりもさらにかたい表現となり、法律用語などに用いられる。
挙行する
5つ目は、挙行するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
式を執り行うこと。式典や行事を開催することという意味合いで、丁寧な言葉ですのでビジネスシーンで使用しても問題ありません。
開催する
6つ目は、開催するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
催事、会合を実施することに重きが置かれている。漢字語を含むおかげで、改まった雰囲気を伴っている。「広島で首脳会議を開催する運びになった」というように、社会・世界情勢にまつわる大事な会合を実施するのを説明する上で織り交ぜたいフォーマルなフレーズである。
営む
7つ目は、営むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらもあらたまった場面に適した言い換え言葉です。そこまで肩肘をはった言い回しが必要ない時にも有効です。
執り行うのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
行う
まずは、行うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一定の手順を経て、または慣習・方式に従って何かをするという意味合いで、多少はフランクな感じですが様々なシーンで使用することができます。
挙げる
カジュアルの2つ目は、挙げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
儀式や行事を実施するということをカジュアルに示した表現の一つである。「新婚の彼らは来週末に、式を挙げる予定だ」という具合に、「式を挙げる」という言い回しで結婚式を実施することを少し婉曲的に伝える上で有益である。
開催する
つづいて、開催するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
集会や催し物を開き行うことという意味合いで、多少はフランクな感じですが、さまざまなシーンで使用できます。
開く
4つ目は、開くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
行事や会を始める、もしくは催すことを示した、簡潔な語である。「友人の誕生パーティーを開く」というように、気軽に参加できるイベントを実施するということを言いたい時に用いるのが願わしい。
営む
5つ目は、営むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
式などを行うことを指す語で、「執り行う」のような堅苦しさがないため、カジュアルな会話のなかで使うのに適しています。
やる
6つ目は、やるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語は「執り行う」よりもずっと日常的な表現であり、いささか下賤な表現となる。文章語よりも、口語に多く用いられる。
する
7つ目は、するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いろいろな動作について、それを行うときの表現です。「料理を~」「勉強を~」のように、目的を前に持ってきます。
執り行うの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- carry out
- conduct
- perform
- hold a ceremony
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が執り行うの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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