融通が利くの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、融通が利くの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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融通が利くとは? そもそもどんな意味か?
まずは融通が利くとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
その時その時に合わせて機転が利いている様を言います。
—
その場その場で適切に対応できること。
—
その場に応じた対応ができることを表します
意味を全て見る
- 意向を汲んで柔軟に対応するさまを指します。
- 状況に応じた柔軟な行動が取れること。
- 必要に応じて、自由自在に対応ができる
- 物事に対して臨機応変にうまく対処できるお金に困っていない。金銭的余裕があり相手に貸すことができる。
例文
つづいて、融通が利くを用いた例文を紹介します。
〇〇先輩は融通が利くので、上司や同僚や部下からの信頼が厚いです。
求人広告に「時間の融通が利く」と書いてあったので、応募してみることにした。
例文を全て見る
- 彼は非常に融通が利く反面、やや自己判断が過ぎるという問題もある。
- フリーランスで働いていると、スケジュールには融通が利くのがありがたいです。
- 彼は柔軟な考えができる人で、問題が起きた場合でも融通を利かせて解決する。
- 君の会社は融通が利くから、これからも長く付き合いたい
- 個別の要望に融通を利かせていただいた
- 開始時間に関しては融通が利くので、事前に相談してみてくださいね。
- このお店はかなり融通が利くので、ある程度自由にカスタムしても大丈夫です
- あの人はいつも融通が利く人だ。決まりきった行動ではなく、いつも合わせてくれる。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
意味が2つあるので、文脈や状況に合わせて、どちらの意味かを考える。
—
ビジネスの融通が利く意味と、お金が自由に使える意味もある。
—
自分の行動に対して使うと恩着せがましくなる。
注意点を全て見る
- やや固い響きがあり、フランクな会話にはあまり向いていません。
- あまり、目上の方に使うには相応しくない。
- この人は融通が効くと紹介していた人がいたが、人に対してはなんだか軽く扱っているような上から目線な言葉に聞こえる
- どちらかというと、難しい語彙に分類されると思うので、幼児や小学生と話す場合は、意味を説明するなど配慮が必要なことが注意点です。
- 便利であることを表す言葉が適しています
- なんでも合わせてくれるということではないので注意。
ビジネスで使える丁寧な融通が利くの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
拡大解釈
まずは、拡大解釈です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を捉える場面においてある程度、振り幅が許されることを表します。もしくは自己都合で物事を判断するような意味も含まれます
機転がきく
2つ目は、機転がきくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況に応じて気をきかせて行動できるという時におすすめ。周りの状況や相手をしっかり把握している。知的なニュアンス。
柔軟な
3つ目は、柔軟なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
漢字の熟語を用いることで、より丁寧で畏まったニュアンスを感じさせます。礼儀正しい印象を与えるため、フォーマルなやり取りで使うのにおすすめです。
柔軟性がある
4つ目は、柔軟性があるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードの意味するところを示す言い方で、客や相手に合わせた対応が出来るというアピールに使うことも出来る。
順応
5つ目は、順応です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
環境の変化などに合わせて行動などを変えることというニュアンスの違いがあります。新しい環境に慣れていく際に使用するのにおすすめです。
多用途の
6つ目は、多用途のです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは「その場面に応じて自由に変化しながら対応する」というニュアンスで、言い換え語は「使い道が複数あるので、その場面や変化に応じられる」というニュアンスです。言い換え語の方が、「使い道が多い」という点に強調が置かれているところが、ニュアンスの違いです。社内での会話におすすめです。
対応力がある
7つ目は、対応力があるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
融通が利くか否かも含めての対応力であるというような考え方で、ニーズを叶える強い意思を示すことが出来る。
融通無碍の
8つ目は、融通無碍のです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よりかっちりとした堅苦しいニュアンスを持つ言い方です。言葉の響きにインパクトがあり、何かを力説したい時に使うと効果的です。
臨機応変
9つ目は、臨機応変です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その場に応じた対応ができることを表します。決まり決まった対応や四角四面ではなく、柔軟性があることを示す時に便利です
融通が利くのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
フレキシブルな
まずは、フレキシブルなです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
横文字の単語を取り入れることで、よりフランクで砕けたニュアンスを感じさせます。響きがやわらかく、日常的な会話で気軽に使えます。
頑固でない
カジュアルの2つ目は、頑固でないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードとの違いは、言い換え語は「否定語」なので、「頑固で、スムーズに物事を運ばせてくれない」という状況をまず想定し、それを「否定」したい場合に使えます。友人との会話におすすめです。
機転が利く
つづいて、機転が利くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その場の状況に応じて、気を利かせるというニュアンスの違いがあります。とっさのひらめきでトラブルを解決するなど、状況に合った対応を柔軟にできることを表すのにおすすめです。
気が利く
4つ目は、気が利くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
シチュエーションに対応するというより、対人関係で用いる、というニュアンスの違いがあります。気配り上手な人に対して使うのがおすすめです。
使える
5つ目は、使えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
普通に考えれば上の立場の人間から下の立場の人間に使う言葉であるが、近しい間柄でも冗談めかして使える場面もある。
自由が利く
6つ目は、自由が利くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
融通が利くよりも、自由が利くの方が、ある物事に対しての自由度が高いニュアンスがある。お金の自由が利くなどと使う。
柔軟な
7つ目は、柔軟なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どんな状況でも、頭を硬くすることなく、柔軟に対応していると言う時にお勧め。無理なく、自然なニュアンス。
頭が柔らかい
8つ目は、頭が柔らかいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
融通が利くと全く同意語ではない感じがあるが、褒め言葉であり、言われたら嫌な感じはしない言葉。
物分かりが良い
9つ目は、物分かりが良いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは「その場に応じて、硬直することなく、しなやかに対応を変えてくれる」というニュアンスで、言い換え語の方は「意地を張らずに、素直に対応してくれる」というニュアンスです。同僚との会話におすすめです。
聞き分けが良い
10個目は、聞き分けが良いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
融通が利くよりもカジュアルな表現で、丁寧語ではなく目上の人には使わない。自分の子供に対して使うのがおすすめ。
融通が利くの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- フレキシブル
- フレキシビリティ
- エラスティック
- アドリブ
- flexible
- Quick-wittedness
- be flexible
- versatile
- flexibility
- offer great flexibility
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が融通が利くの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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