バラバラの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、バラバラの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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バラバラとは? そもそもどんな意味か?
まずはバラバラとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
一つのものがまとまりがなくなること
—
それぞれが違う方向へ向かうことです。
—
一緒の状態ではないことだと思います
意味を全て見る
- 物事などが離れ離れかつそれぞれ独立している様子
- 人や物などにまとまりがない様子
- まとまっていたものが、粉々、ちりぢりになること。
- 統一感がない状態を表した言葉です
- あるものがさまざまな方向に離れていること。
- 個が集まって形成されたグループにおいて、一定のルールで統一されていない状態
例文
つづいて、バラバラを用いた例文を紹介します。
バラバラになったピースを集めて完成させるゲームが、ジグソーパズルです。
目標に向かってみんなで気持ちを高めていたが、あることがきっかけでバラバラになってしまった。
例文を全て見る
- せっかく積み上げたブロックが、地震のせいでバラバラになってしまった。
- 立派な白菜を鍋の材料にするために、バラバラに引きちぎり、鍋で茹でた。
- 初めはバラバラだった歌声も、合唱祭当日には綺麗なハーモニーとなった。
- 卒業してみんなバラバラになってしまっても、ずっと仲良くしていこう。
- 家族で旅行に行く予定を立てているときに各自考えがまとまらず、意見がばらばらになってしまった
- チームワークがバラバラになってしまうと、元に戻すことは難しい。普段からの対話が大事だと思う
- クッキーを食べていたら、バラバラになって床に落としてしまった。
- 1週間頑張って作り続けていたパズルを弟にバラバラにされてしまった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
人やもの、気持ちなど全方位に対して使える
—
気持ちでも行動でも違う方向へ行ってしまうという意味で使われます。
—
バラバラは離れていく様子をあらわす際、どちらかというとマイナスなイメージがある
注意点を全て見る
- 「バラバラにしてください」などの抽象的な言い方では、どの程度バラけさせればいいのか難しい場合がある。
- 元々まとまっていない物に対しても使う。
- 敬語ではないので目上の方には使いにくい
- 「ぽつぽつ」のように少数の様を表すときに使うことは違和感がある。
- バラバラは、人でも物でも使えますが、水をばらばらに分けたとは言いません。
- 繰り返さず単に「バラ」とした場合、本来複数セットのものを1つだけ、といった意味になるので注意しましょう。
ビジネスで使える丁寧なバラバラの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

離れ離れ
まずは、離れ離れです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラはそれぞれ離れて行く様子をあらわすが、音から言葉が派生しているので、離れ離れと使うとまだ大人が使う言葉のように聞こえる。
さまざま
つづいて、さまざまです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラだと擬音語のように不明確な気がします。したがって「さまざま」と言ったほうが目上の方、仕事上に使えると思います。
崩壊
つづいて、崩壊です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の形がわからないほどに崩れてしまったという意味になる。秩序や機能が失われた時など。
別々
つづいて、別々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
別々も同様に一緒ではないことという意味を示唆していると思うが、別々の場合、ブロックのように複数あるものに対しては使うことができないと思う。
分散
つづいて、分散です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
分散だと小さなもの(スケールの小さいもの)が離れ離れになる意味合い・イメージですが、ビジネスでも違和感なく使えます。
不統一
つづいて、不統一です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラは稚拙な言い回しで、たとえデータに基づく精査の結果だとしても、先方から信頼感を得るのは難しいと思います。
不一致
つづいて、不一致です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラよりもしっかりとしたニュアンスだと思いますが、不一致のほうが意見や行動が合っていない感じがします
ばらつき
つづいて、ばらつきです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラは、一つになっていたものが、細かく分かれる様子ですが、ばらつきは、製品など品質が一定でない時に使用します。
散漫
つづいて、散漫です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まとまりがない、整然としていない状態を示す言葉です。元の意味より簡潔でスマートな言い回しなのでかしこまった場面に最適です
風通しが悪い
つづいて、風通しが悪いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
チームワークが悪く連携が取れていないと言う意味で、バラバラを使う場合の言い換えです。
風通しが悪いと言うことで、婉曲的な表現となります。
マイペース
つづいて、マイペースです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラな動きの原因となる人について、遠回しに表現したいときなどに使える。
あの人マイペースだから・・のようにいうことで仕方ない感が出やすい。
十人十色
つづいて、十人十色です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
連携が取れていない状況をポジティブに表現したい時におすすめ。人それぞれの個性を尊重するイメージ。
バラバラのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

揃ってない
まずは、揃ってないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラよりもフランクな言い回しは難しいと思いますが、物理的に分解・破損した状態との混同を避けるためにこちらを提案します。
散り散り
つづいて、散り散りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードと同様に口語的な言い方だが、少し文学的な言い方になる。仲間内でやりとりする文章に用いるとよい。
合わない
つづいて、合わないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不一致やバラバラよりも率直な表現方法だと思います。一致していないのを隠さず伝えているのでわかりやすいと思います
めちゃくちゃ
つづいて、めちゃくちゃです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「バラバラ」自体がフランクに使える。物などが揃っていない、バラけている場合は「めちゃくちゃ」でも言い換えることができる。
ブレがある
つづいて、ブレがあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラは物に対して使いがちですが、ブレがあるは、数値や状況などに使いがちです。両方ビジネス向きではないと思います。
ちぐはぐ
つづいて、ちぐはぐです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意見や物事が一致しないという意味になる。言っていることと、やっていることが違うときなどに使える。
ぐちゃぐちゃ
つづいて、ぐちゃぐちゃです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バラバラもぐちゃぐちゃも、本来あるべき姿から崩れており、一緒ではなくなっているというイメージを持つが、ぐちゃぐちゃの場合はネガティブなイメージが強いと思う。
ダメダメ
つづいて、ダメダメです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
成果物等がイマイチな場合などに使う表現です。チームワークが悪く連携が取れていないケースなどでもバラバラの言い換えとなります。
バラバラの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- バリエーション
- アンマッチ
- カオス
- separated
- in pieces
- apart
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がバラバラの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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